『ドクター・フー』カパルディがドクター役を降板

2017年1月1日


©BBC

イギリスのテレビシリーズ『ドクター・フー』で12代目ドクターを演じているピーター・カパルディが、ドクター役から降板することが正式に確認されました。

『ドクター・フー』シリーズ10は、イギリスのBBC(英国放送協会)で今年の4月15日から放送が始まりますが、カパルディ氏はこのシリーズを最後にドクター役から降りることになりました。

同氏はBBCラジオの番組に出演し、次のようにコメントしました。

「ドクター役を演じることは、すばらしい特権を得ることを意味します。そんな特権の一つは世界を最高の状態で見られるということです。」

「この惑星(地球)で最高の放送局(BBC)では、才能豊かなスタッフやクリエイティブなチームが働いています。そして『ドクター・フー』の視聴者やファンは、限りない創造性と、寛大さと、包容力を備えています。これらのことを考え合わせれば、すばらしい未来がこの先に控えていることが分かります。すべての人々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。コズミック(宇宙的)な体験をすることができました。」

シリーズ10を最後に番組から去るのはカパルディ氏だけではありません。現在製作総指揮を務めているスティーブン・モファットもまた、その役から退きます。モファット氏は次のようにコメントしています。

「『ドクター・フー』に関わることなど夢想だにできなかったころから、私はピーター・カパルディと一緒に仕事をしたいと思っていました。彼と一緒にターディスの中に立てる日が来ようなどとは、夢にも思っていませんでした。」

「ピーターと同じく、私も自分のキャリアの中で最高の仕事から去らなければなりません。でも私は、親切で、賢明で、最善の男(カパルディ)とともに別れを告げることができます。そのことが悲しみを少しだけ和らげてくれます。」

「とはいえ、物語はまだまだ終わっていません。情熱的で無鉄砲なドクター・ピーターはまだ戦いをやめていません。すばらしい冒険がこの先に控えています。宇宙中のモンスターどもよ、気をつけろ。カパルディはまだ落とし前をつけていないぞ!」

BBCラジオに出演したカパルディ氏は、「次の段階に移る時がきた」と判断して、ドクター役から降りることを決意したと述べています。

「これで私の役目は終わります。私は『ドクター・フー』が大好きなので、悲しい気持ちでいっぱいです。これは役者冥利に尽きる番組です。家族(番組の関係者)とともに働くことができたのは光栄の至りでした。彼らをいくら称賛しても、称賛し過ぎることはありません。」

「私は同じ役を三年以上演じ続けたことはありません。今が身を引く潮時だと感じました。でも、私はまだしばらくの間、ドクターです。」

comments powered by Disqus