『ドクター・フー』クリスマス特番でキャプテン・ジャックが復活

2020年12月1日


© BBC

イギリスのTVシリーズ『ドクター・フー』2020年クリスマス特番にキャプテン・ジャック(ジョン・バロウマン)が登場することを、イギリスBBC(英国放送協会)が発表しました。

シリーズ12の終わりに、ドクター(ジョディ・ウィテカー)は「宇宙に対する犯罪」を企てた罪で、厳重な警備の宇宙刑務所に収容されました。残されたコンパニオンのヤズ(マンディプ・ギル)、グラーム(ブラドリー・ウォルシュ)、ライアン(トシン・コール)は3人でダーレクに挑まなければなりません。そんな3人に対して、キャプテン・ジャックが助けを申し出ます。


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キャプテン・ジャックはシリーズ12のエピソード『ジャドゥーンの逃亡者』で復活し、ドクターに警告するメッセージを三人のコンパニオンに託しました。

ジョン・バロウマンは今回の出演について次のように語っています。

「ジャックの上着を身に着け、『ドクター・フー』のセットに足を踏み入れるのは故郷に帰るようなものです。キャプテン・ジャックを演じるのはいつでもワクワクします。僕の人生を変えたこのキャラクターが心から離れたことはありません。ジャックと13代目の勇ましい冒険をみんなが楽しむことを望んでいます。」

ダーレクの革命』と題された最新特番で、ダーレクのデザインが一新されることも明らかになりました。下のツイッター記事をご覧ください。

『ドクター・フー』の制作責任者であるクリス・チブノールによると、コロナの影響により、2021年に放送されるシリーズ13では、エピソードの本数が減らされるそうです。

チブノール氏は次のように語っています。

「『ドクター・フー』の制作は複雑な作業になるのですが、コロナに関する厳重な労働規制に従わなければならないので、一話一話を制作するのに余計な時間がかかります。ということは、エピソードの数を普段の11本から8本に減らさなければならないということです。」

「でもご心配なく。『ドクター・フー』につきもののスケール、ユーモア、楽しさ、怖さは確保していますから。世界中のすべての人にとって今は困難な時期ですが、ドクターがチャレンジに恐れをなすようなことはありません。」

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