フィリップ・K・ディックの短編小説がテレビシリーズ化

2016年5月13日

チャンネル4(イギリスの地上波民放局)が、SF界の伝説的作家、フィリップ・K・ディックの短編集をテレビシリーズ化することになりました。

エレクトリック・ドリーム:フィリップ・K・ディックの世界』(原題の直訳)と題された本シリーズは全10話からなり、一話完結のアンソロジーシリーズとなります。

本作にはTVシリーズ『ブレイキング・バッド』の主演者であるブライアン・クラストンが出演します。同氏は、TVシリーズ『アウトランダー』の現場責任者であるロナルド・D・ムーアとともに本シリーズの制作総指揮を務めます。ムーア氏が脚本を執筆します。


ブライアン・クランストン(左)と、ロナルド・D・ムーア

クランストン氏は次のようにコメントしています。

「これはエレクトリック・ドリーム(電子夢)が実現するようなものです。文学界の巨人が残した傑作の数々に収められている永久不滅のテーマを探求・拡大するチャンスを得たことを大いに喜んでいます。」

ムーア氏は次のようにコメントしています。

「私はフィリップ・K・ディック作品の長年来のファンなので、本シリーズに参加できることは光栄の至りです。彼の短編小説は芸術家がインスピレーションを得るための宝の山であり、非常にエキサイティングな企画だと思っています。」

ディックの作品は『ブレードランナー』(1982)、『トータル・リコール』(1990)、『マイノリティ・リポート』(2002)など、メジャーなSF映画を生み出しました。また、アマゾンがテレビシリーズ化した『高い城の男』は、米アマゾンで最高の視聴率を記録し、現在シーズン2が制作されています。

『エレクトリック・ドリーム』はイギリスのチャンネル4で初放映されたあと、ソニー・ピクチャーズによって国際的に配給されます。

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