演劇『ハリー・ポッターと呪いの子』がローレンス・オリヴィエ賞に多数ノミネート

2017年3月13日

J・K・ローリング著『ハリー・ポッターと死の秘宝』の続編である演劇『ハリー・ポッターと呪いの子』は、昨年の夏以来、イギリス・ロンドンのパレスシアターで上演されていますが、前売り券が売り出されるたびに完売するほど大ヒットしており、観たい人はキャンセルを待つか、ダフ屋から高い金額で切符を買わなければなりません。

この作品は『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後の世界が舞台になっており、タイムトラベルが物語の軸になっています。30代の大人に成長し、魔法省の従業員として多忙な日々を送るハリー(ジェイミー・パーカー)と、彼の息子・アルバス(サム・クレメット)が主人公になります。そのほかに、大人に成長したロン(ポール・ソーンリー)、ハーマイオニー(ノーマ・ダメズウェニ)、ドラコ・マルフォイ(アレックス・プライス)が登場します。

そんな中、この作品はローレンス・オリヴィエ賞に11部門でノミネートされました。ローレンス・オリヴィエ賞とは、その年に上演された優れた演劇・オペラに与えられる賞で、イギリスで最も権威があるとされています。この賞が1976年に設立されて以来、『ハリー・ポッターと呪いの子』は、最も多くの部門にノミネートされた新しい演劇作品として、新記録を達成しました。

ノミネートされた部門は以下の通りです。

・音楽における優れた業績賞
・最優秀振付賞
・最優秀照明デザイン賞
・最優秀音響デザイン賞
・最優秀衣装デザイン賞
・最優秀舞台美術賞
・最優秀助演男優賞(スコーピウス・マルフォイ役のアンソニー・ボイル)
・最優秀助演女優賞(ハーマイオニー役のノーマ・ダメズウェニ)
・最優秀主演男優賞(ハリー・ポッター役のジェイミー・パーカー)
・最優秀監督賞(ジョン・ティファニーが『ハリー・ポッターと呪いの子』および『ガラスの動物園』の二作品でノミネート)
・最優秀新しい演劇作品賞

なお、日本版の上演が待ちきれない方や、ロンドンに行けない方のために、本作の脚本が書籍化され、販売されています。

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このサイトの利用者であるドクトル・ヴァルさんから、この作品に関して下記のようなコメントをいただきました。

『ハリー・ポッターと呪いの子』が、タイムトラベル関連の作品になっています。ネタバレを避ける為に詳しい事は自主規制させていただきますが、『ドクターフー』や『バックトゥザフューチャー』が好きな方だったら、きっと気に入るはずです。


多数の賞にノミネートされた「時間もの」の演劇作品はほかにもあります。昨年、イギリス・ロンドンで初演され、今月ニューヨークのブロードウェイで幕を開けるミュージカル『恋はデジャ・ブ』は、8部門でローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされました。この作品は、ビル・マーレイの主演で1993年に公開された同名のタイムループコメディ映画を舞台ミュージカル化したものです。

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