
今秋に始まる時間TVドラマ二本
2017年8月17日
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今年の秋にアメリカとドイツで「時間」をテーマにしたテレビドラマがスタートします。
アメリカの四大地上波ネットワークの一つである ABC は『ザ・クロッシング(原題・邦題未定)』を製作・放映します。
このドラマでは、500人がワシントンの浜辺に打ち上げられますが、大半の人は死亡し、47人のみが生き残ります。保安官(スティーブン・ザーン)の調査の結果、彼らはアメリカ人であるものの、未来から避難してきたことが判明します。彼らの話によると、未来の世界ではタイムトラベルが実行可能になるのですが(ただし危険を伴う)、世界は戦争によって壊滅的な被害を受ける運命にあるとのこと。しかも、47人のうち一人の女性・エマ(サンドリン・ホルト)は超人的な能力を持っていました……。
一方、ドイツのネットフリックス(映像ストリーミング配信事業会社)が製作する『ダーク』は、ウィンデンというドイツの架空の街で、二人の子供が行方不明になり、それらの子供に関わる四家族が必死の捜索を始める、という物語。といっても、本作は単なるミステリードラマではなく、超自然現象的なヒネリが加えられているとのこと。
ストーリーの詳細は明らかではありませんが、50年代、80年代、現代の三つのタイムラインが関わっているほか、予告編の中である登場人物が「誰が子供たちを誘拐したのかが問題なのではない。いつ誘拐されたかが問題なのだ」と言っているので、何らかの形で時間のテーマが絡んでいるのではないかと思われます。
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