105.死の都
脚本:デイヴィッド・アグニュー
監督:マイケル・ヘイズ
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第1話:1979年09月29日
第2話:1979年10月06日
第3話:1979年10月13日
第4話:1979年10月20日
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パリの城に住む伯爵の正体は?

ドクターとロマーナは現代のパリで、アートギャラリーや、セーヌ河畔のカフェや、エッフェル塔などを訪れ、休暇を楽しんでいた。ところが、そこで時間が前後にジャンプし、おかしな状態になっていることに気づく。誰かが時間をいじくっているのだ。
一方、世界中の美術品競売商に希少価値のある宝物や失われた傑作が持ち込まれるようになった。これらの美術品を持ち込んだのは謎に満ちたスカーリオーニ伯爵だった。彼はパリにある自分の城の地下室で何をもくろんでいるのだろう?
ドクターとロマーナは私立探偵のダガンに会う。ダガンは伯爵の怪しい活動を調査していた。伯爵は美術品の窃盗犯なのか?それとも彼のたくらみは、人類の存亡に関わる、もっと大掛かりなものなのだろうか……?

これは評判の作品です。パリの街でロケしているので、雰囲気も最高!英語がおわかりにならない方のために、下にこの話の概要(ネタバレ注意)を書いておきます。英語がおわかりになる方はDVDで楽しんでください。
スカーリオーニ伯爵は実はスカロスという名のエイリアンです。彼は宇宙船に乗って生物が誕生する前の地球にやってきたのですが、そこで宇宙船が爆発、スカロスはいくつもの分身となって地球の歴史のそこかしこに散りばめられてしまいます。これらの分身が各時代の美術品を盗み、現代のスカロスに渡していたのです。現代のスカロスはこれらの美術品を売って富を蓄え、科学者を雇ってタイムマシンを開発します。彼はこのタイムマシンで原始時代に戻り、自分の宇宙船の爆発を防いで、故郷の星に帰ろうとしたのです。しかし、ドクターは彼のたくらみを防ごうとします。なぜなら、宇宙船の爆発が地球上で生物の誕生を起動したからです。

英語版のDVDが発売中→Doctor Who: City of Death