

これは何という体験なのか、正直自分では判りません。20年ほど前、私は、持病の頭痛の為に部屋のソファーで横になって、ぼんやりとテレビを見ていました。
頭痛薬が効いてきたのか、そのまま眠ったようなのですが、その後の話です。
ふと目が覚め、私はソファーに起き上がりました。正しくは、上半身を起こしたという感じです。
やれやれとつきっ放しのテレビに目をやると、タレントの恋愛のゴシップの番組でした。
驚愕したのは、次の瞬間です。
ソファーに、私が眠っているのです。正しくは、もう一人の私が眠っているということです。私は、自分で“夢を見ているのだ”と思いました。のんきに、“へー自分の寝顔ってこんな顔なんだ”と思ったのを覚えています。
すっかり夢だと思い込んだ私は、夢の中で夢と気が付くのは面白いと、あたりを歩き始めました。マンションの玄関に繋がるドアも何と"すり抜けた"のです。
ドアもすり抜け、外の景色を見ると、普段と何も変わらないように見えました。ですが、でこぼこの道がなぜか舗装されていたり、微妙に建物の形や場所が違います。
奇妙な違和感を覚えて、何だか怖くなり、部屋に戻ると、眠っている自分と重なるように横になりました。夢を見ているのだから、目を覚まそうと思ったのです。
その後、数回失敗し、起きても起きても、やはりもう一人の自分が寝ているという奇妙な状態でしたようやく、成功?し、“一人”の体で起きた私は部屋のテレビの番組が先ほどまでの同じ番組の続きを放送していることに気がつきました。
私は、夢の中で、テレビを“実際”に見ていたのでしょうか? 外の、あの似ているけれど微細に違う景色は何だったのかと、今でも思います。
・幽体離脱でしょう、あなたは隠れたサイキック能力があるのでしょう・・・たぶん、今度そういう事があれば空を飛んでみるのもイイでしょう、ドアをすり抜けれたと思ったら飛んでみてください・・爽快ですよ^^。
SYOU SYUNさん(2015年8月14日)
・違う次元を垣間見たのではないのですか?
FBIさん