20世紀初頭に建造された豪華客船・タイタニックは、「絶対に沈まない船」とうたわれたものの、1912年4月14日の深夜に氷山に接触、翌日未明にかけて沈没しました。
犠牲者は乗員乗客合わせて約1,500人に上りました。これは当時世界最悪の海難事故であり、その後、何度となく映画化・TVドラマ化され、世界的にその名を知られています。
この事故を予知した人々の話が数多く報告されています。今回はその中から二例をご紹介します。
事故が起こる少し前、ウィリアム・クラインという名のイギリス人男性が事故のビジョンを見ました。そのビジョンがあまりにもリアルだったので、彼は友達のHBハリスに電報を打ちました。
ハリスさんは乗員としてタイタニック号に乗り込む予定だったのです。クラインさんの懇願にもかかわらず、ハリスさんは計画を変更できないと応え、乗船して、事故で死亡しました。
イギリスの女性ブランシュ・マーシャルは、タイタニック号がサウサンプトン港から出ていく様子を見ながら、夫に「あの船はアメリカに着く前に沈没する」と伝えました。
彼女は激しく動揺し、「人々が氷のように冷たい水の中で苦しんでいる。誰か何とかして!」と周りの人々に訴えました。
ちなみに、マーシャル夫人は、イギリスの客船・ルシタニア号が沈没した時も、予知能力を発揮しました。
彼女は夫とともに、その船に乗る予定だったのですが、予約をキャンセルし、それよりも早い便に乗って、安全に旅を終えました。
二人が乗る予定だったルシタニア号は、ドイツ海軍の潜水艦から雷撃を受け、沈没し、139人が命を失いました。
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・ステイービーワンダーは自分のスタッフがある飛行機に乗るのを止めて、それでその人は難を逃れたそうです。私はある一般日本人女性が、ご主人の便を変更させて、それでご主人が難を逃れた話を直接ご本人から伺ったことがあります。UFOをみる方でした。(2013年3月3日)