万引きをしていた青年が守衛に見つかり、街に逃走。だが、何かがおかしい……

2006年のイギリス・リバプール市。

店で万引きをしていた19歳の青年・ショーンは、守衛に見つかり、街に逃げ出しました。彼は追っ手をまくために角を曲がり、裏通りに入ったのですが、そこは行き止まりになっていました。

このころまでにショーンは息切れし、胸が締め付けられるような感じに襲われました。しかし、彼の身体に異変が生じたわけではありません。周りの雰囲気に圧倒されたのです。

追っ手が角を曲がって迫ってくることを覚悟したのですが、守衛は現れませんでした。ショーンは追跡者をくらますことができたのだと判断し、表通りに出て、通りをぶらぶら歩き始めました。でも、すぐに何かがおかしいことに気づきました。

街の様子が違って見えたのです。車はかなり時代がかっているように見えました。道行く人々は奇妙な服を着ていました。向かいの通りに渡ったショーンは、今まで信号がなかったところに信号が立っていることに気づきました。そして文化会館の周りには、見たこともない低木の茂みがありました。

歩を進めていくうちに、ショーンは大変な事態になったことを悟りました。過去に足を踏み込んでしまったことに気づいたのです。行けども行けども、過去から抜け出すことはできませんでした。

そんな中、ショーンは携帯電話を持っていることを思い出し、ポケットから携帯を取り出しました。しかし、当然のことながら、信号がないので携帯は働きませんでした。

パニックに陥ったショーンは、前方にキオスク(売店)あることに気づき、そこに向かいました。身を乗り出して新聞の第一面を見たら、そこには太字で「1967年5月18日」と印刷されていました。

ショーンは途方に暮れました。自分の時代に戻れなかったらどうすればいいのでしょう? 家族や友達はどうなるのでしょう?

足を速め、宝石店に至った彼は、もう一度携帯を試してみることにしました。果たして今度は電話がつながったので、彼は安堵の吐息をつきました。そしてあたりを見回したら、いつの間にか彼は現代に戻っていたのです。しかし、奇妙なことに、道の終わりだけは1967年のままで、古めかしい服を着た人たちが歩き回っていたと言います。

「もうたくさんだ」と思ったショーンは、バスに飛び乗り、自宅に向かいました。後日、彼は地元の新聞社の取材を受けました。四回ほどインタビューに応じたのですが、話の内容は常に首尾一貫しており、矛盾はなかったと言います。

ここまで読んだところで、あなたは「ショーンは作り話をでっち上げたのだろう」と思ったかもしれませんね。でも、新聞社から取材された守衛はこんな興味深い証言をしています。「ショーンを追いかけて角を曲がり、袋小路に入ったのですが、そこには誰もいませんでした」と。

新聞社はショーンの話を検証したのですが、彼の言ったことはすべて歴史的に整合性がある、という結論が出されました。

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