

自販機でジュースを買おうとしたら、不思議なできごとが……
会社が終わるといつも社屋の一角にある憩いスペースの自販機でジュースを買って飲むことが日課となっているのですが、ある日テーブルの上に誰かが飲み終えたまま置き去りにした空き缶が一つありました。
そしてそのようなことが5日にわたり5回連続ありました。2〜3度目までくらいは「テーブルのすぐそばにゴミ箱あるんだから片付けろよ。マナー違反だな」と憤慨しましたが、3度目くらいから少し悪寒を覚えました。
それは3度とも「今日はコーヒー買おう。…今日はコーラにしよう…」そう思っていたその商品だったからです。まるで誰かに見透かされているような気がしました。
そして、気味が悪かったので暫く買うのをやめました。しかし、買う習慣が身に付いていたのである日、ふいに立ち寄ってしまいました。その時テーブルには何もありませんでした。
買うか否か少し悩んで「まぁいいか」と結局買おうと思って、お金を入れてボタンを押そうとしたらまだボタンを押してもいないのに「ピッ」とボタンを押す音がして「パタンッ」と乳製品飲料が落ちて来ました。
その時また悪寒がしました。何故なら最初はコーラを買おうとしてそれに手が向いたが、「帰りに辛いラーメンが食べたい」と急に思いつき、寸前でその乳製品飲料を買おうと思ったからです。それを最後になくなりました。
※偶然の類いだと思いましたので投稿する予定はありませんでしたが、今月Twitter上のリツイートで「8分ずれたパラレルワールド」の存在説を知り、もしかしたら「8分ずれた世界」以外にも「1秒…1分…10分…」など複数存在していて、その影響を受けた可能性もあると思いまして投稿することにしました。