これはあるアメリカ人男性の体験談です。

深夜にドライブしていたら、老婆のヒッチハイカーが道端に立っていて……

これは父から聞いた話です。

数年前、父はトラックを運転して夜道を走っていました。助手席には父の友達が座っていました。時刻は午後11時。この時間に走っている車はまばらでした。

やがて二人は奇妙な光景を前方に認めました。老婆が道端に立って親指を突き立て、ヒッチハイクをしていたのです。父は、年老いた女性が夜中にヒッチハイクをするなんて変だと思いました。

父は車を停め、老婆は後部座席に乗り込みました。彼女は非常に感謝している様子で、どこに行きたいのかを伝えました。

それから10分後、父が長い道のりを運転していたら、助手席に座っている友人の顔色が青白くなっていることに気づきました。ショックを受けていることが表情にハッキリと現れていました。

父が友人を軽くつついて注意を促すと、友人は後部座席の老婆に向かって頭をひょいと動かしました。父は振り返って老婆に目をやったのですが、特に変わったところはありません。そこで父は頭から足まで素早く見渡しました。次の瞬間、父はサッと顔を前方に向けました。全身に鳥肌が立ち、うなじの毛が逆立っていました。

老婆の上半身は正常だったのですが、スカートの下にオレンジ色のニワトリの脚が伸びていたのです! 腰を下ろしたので、脚が露出したのです。両足には四本の指があり、それらの先にとがった爪が生えていました。

父と友人は恐怖で凍り付き、無言で運転を続けました。

そのうちに老婆の目的地に到着したので、父は停車し、勇気を振り絞って「ご希望の場所に到……」と言いかけたのですが、途中で言葉を失いました。父と友人が振り返ったら、後部座席は空っぽだったのです。老婆はどこにも見当たりませんでした。

父は老婆を乗せてから一度も車を停めませんでした。運転中に後部座席で物音がするようなこともなかったそうです。二人は老婆が路上にいるかどうか確かめたのですが、そのあたりには、人はおろか、車さえ見当たりませんでした。そこにいたのは二人だけだったのです。

今日に至るまで、父はこのできごとを説明することができません。これは父にとって絶対に忘れることのできない体験なのだそうです。そのようなわけで、父は金輪際(こんりんざい)ヒッチハイカーを乗せないことにしたのです。

夢の実現を引き寄せる最短ルート

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