これはあるアメリカの女性の体験談です。

ドライブ中、小さな町にひどく場違いな巨大な城が建っていた!

およそ二か月前のことです。私は母と一緒に市街地に向かって車を走らせていました。コンサートに行くのが目的でした。私たちはかなり奥地に住んでいるので、市街地に行くのに車で8時間ほどかかります。でも、この道は今まで何度となくドライブしていました。

半分ほど行ったところで小都市に差しかかったのですが、街の右手に巨大な城がありました! その建築があまりにも美しいので、私たちは度肝を抜かれました。

早速グーグルで検索しました。これはお城? 古い病院? 学校? 大邸宅? それが何なのか、皆目見当がつきません。目的地に着いた後も疑問は治まらず、ググり続けたのですが、何の情報も得られませんでした。

その翌日、市街地から自宅に戻る途中に同じ場所を通ることになっていたので、城があった場所の10キロメートル前後を、目を皿のようにして見たのですが、結局あの城は見つかりませんでした。

しかも、昨日の検索履歴を見たところ、城について調べた履歴が消滅していたんです。その後も三回ほど同じ地域をドライブしたのですが、あの巨大で美しい建物はもはやありませんでした。

母も私も行きがけに城を確かに見たのですが、帰りがけには跡形もなかったんです。それと一緒に検索履歴も消滅しました。私が履歴を消したということはないし、ブラウザーをシークレットモードにしていたということもありません。

あれは一体、何だったのでしょう……?


続いて日本の方の体験談をご紹介します。

デパートの奥にある異世界

俺が小学校低学年くらいの頃の話。オヤジと二人でデパートに行った記憶がある。大阪の高島屋か、大丸か、覚えていないがとにかく御堂筋線に乗ったことは覚えている。

当時オヤジは単身赴任をしていて、たまに実家に戻って来ると家族で出かけるため、俺とオヤジと「二人だけ」で出かけるのは珍しいことだった。何の目的だったかは全く覚えていないし、よく考えたら何故二人だったのかも覚えていない、というか二人だけで出かける必然性が無かった。

俺はオヤジに手を引かれて人気の少ない紳士服売り場を歩いた。久々にオヤジと一緒に居られるので最初は嬉しかったが、やはり子供だけにすぐ飽きてしまう。あまり不満を表に出さない子供だった(と俺は思っている)が、オヤジはそれを悟ったのか、俺の顔を覗き込んで少し微笑むと、売り場の奥の通路に俺を連れて歩いていった。

その通路は白い壁で小奇麗だった。空中通路(回廊)とでもいうのだろうか、そして奥にガラスのドアがあった。ドアを開けて外に出ると一気に視界が広がり、石の床の大きな広場のようになっていた。大きな建物もいくつかあった。空は真っ青だった。とにかくだだっ広く、正面には茶色の石で出来た、段の幅が広い大きな階段があり、泉のようなものもあった。異次元のような空間だったが、俺たちのほかにも2.3人の男が何をするでもなく佇んでいた。

子供心に、「なんでデパートの奥にこんな空間があるんだ」と思ったが俺は何も言わず、オヤジも何も言わなかった。そして、この記憶の中では俺も、オヤジも、他の誰も喋っている姿を覚えていない。オヤジは俺の手を引き、また元来た回廊を通ってデパートの中に戻った。

俺はこの思い出の話をすることなくオヤジと別れた。今まで他の誰にも話していない。今こうして文にしても途方も無い夢の話のようだが、あまりに映像が鮮明すぎて夢だとは思えない。

出典:子供の頃の変な記憶

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