

これはある日本人男性の体験談です。
小学生が夏休みに山の中で知らない子供に会い、一緒に遊んだ。それから時が経ち、大学生になった彼は……
ウチの近所に八幡神社のある山があって、近所の子供のたまり場、遊び場になってた。夏休みに、その山の中に一人で入り込んで探検していたら知らない子供にあった。(山を超えると違う学区) 違う小学校の子供だろうと思い、すぐに「遊ぼうぜ」と話しかけた。二人で山の中を歩き回った。日が傾いてきた頃に山の頂上で別れた。何故か恥ずかしくて、名前も年も聞かなかった。
中学でその隣の学区も同じ中学に通うので、居るかなと思っていたが、見つけられなかった。年が下なのか、上なのか分からなかったから、違う学年なんだろうと思った。
んで、大学で東京の私立へ行ったのだが、同じ学科の集まりで見た顔が居た。どこかで見た顔だと思うが、思い出せない。あっちも、俺の顔を見て首を傾げていた。
「君、何処の人?」と話しかけると全く遠く離れた県だという。むこうも、君こそ何処出身だという。俺が東海地方の出身だというと、首を傾げる。
「君にそっくりな人と会ったことがある気がする・・・」
「おれも君にそっくりな奴と会った気がする」
「それって山の中じゃない?」
「!!!」
思い出した。夏休みに一日だけ遊んだ奴だった。お互いの思い出を話すと、小学生の頃遊んだ相手だとしか思えない。あっちも八幡神社のある森の中で遊んでいたそうだが、数百`離れているからあり得ない。でも、別れたのは山の頂上で、二人で木に登って俺が落ちた事とか他の奴には知りもしない話しを知っている。二人であり得ねぇー!!って首を傾げつつも、友人になった。
結構山の中は捻れている気がする。
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