これはアメリカの男性、ロイドさんの体験談です。
僕はニューヨーク州の小さな農場で生まれ育ちました。現在43歳なのですが、アウトドアをこよなく愛し、森林地帯は自分の家だと思っています。地元の野生生物のことは熟知しています。
ある日、僕は妹と連れ立って、ウィッテンバーグ山とコーネル山(注参照)にハイキングに出かけました。
2時間半かけて二つの山に登頂し、下山を開始。登山道には要所要所に標識が立っているので迷うことはまずないのですが、念のために GPSを持参。道中、他の登山者も見かけました。
ところが、不可解なことに、下山するのに長い時間がかかったのです。異常に長い時間が……。標識に従って何時間も歩いたのに、道は延々と続きました。
登山に要した時間は2時間半だったのに、下山に6時間半もかかってしまいました。僕も妹も訳が分からず、当惑するばかり。まるでタイムループにハマってしまったかのようでした。

GPS や地図を確認しながら、標識に従って歩いたのに、行けども行けどもふもとにたどり着かなかったのです。「ずいぶん時間がかかるなー。一体どうなってるんだろ」と妹と話しながら歩き続けました。GPS は「あと少しで到着」と表示し続けました。
やっとのことで下界に降りた時には10時間が経過していました。僕たちはタイムウォープを体験したのでしょうか? いたずら好きな妖精にだまされたのでしょうか? GPSによると、登山時と下山時の歩行速度はほぼ同じで、あれだけ延々と歩いたのに GPS に記録された歩行距離はそれほど長くなく、計算が合いませんでした。本当に奇妙なことです。何らかの超常現象に巻き込まれたとしか思えません。
この話は、当サイトがユーチューブに最近あげた動画『迷路に関する本当にあった不思議な話』の候補になったものです。結局この話は不採用に終わりました。
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