未来からの挑戦

制作国: 日本
制作局: 日本放送協会(NHK)
放映日: 1972年1月10日〜2月11日
原作: 眉村 卓『ねらわれた学園 (講談社文庫)
脚本: 田辺靖男
音楽: 竹田由彦
主演者: 佐藤宏之、熊谷俊也、紺野美佐子

あらすじ

関耕児(佐藤宏之)の通う中学校に英才教育の栄光塾に通う生徒が急増する。やがて学園は生徒会長に選ばれた高見沢みちる(坂本真澄)を中心としたパトロール委員たちに支配されていく。耕児は謎めいたクラスメイト・飛鳥清明(熊谷俊也)とともに栄光塾を拠点とした高見沢みちるのグループに立ち向かっていく……。

コメント

NHKで『少年ドラマシリーズ』が作られていた時代はビデオテープが高価だったので、作品の大半は放送後に上書き消去されたのだそうです。幸い視聴者が一部の番組を家庭でビデオテープに録画してあったので、そのテープがNHKに寄贈され、NHKで映像の修正処理を施したとのことです。

『未来からの挑戦』の場合は第8回と第10回が残っていたので、2回分のエピソードが1本にまとめられました。放映時間は約1時間です。全10回のうち2回分のエピソードしか見られませんでしたが、ストーリーはおおむね把握できたし、第10話が最終回だったので、見終わったあとそれなりに満足感がありました。

これは低予算のドラマだし、当時は撮影技術も未熟だったので、あまり期待せずに見たのですが、この種のマインド・コントロールものは結構テンションが高く、真剣に見入ってしまいました! キャストはみんないい感じですが、特に主役二人の男性が真摯な演技で好感を持ちました。高見沢みちるを演じた女優さんも堂に入った悪役ぶりで、コワかったデス。最後の場面は感動的で、余韻があとを引き、しんみりしてしまいました。

『少年ドラマシリーズ』でドラマ化された作品の中には、のちに何度もリメイクされているものがあります。『タイム・トラベラー』や『七瀬ふたたび』はその例。この『未来からの挑戦』も、原作『ねらわれた学園』の題名でテレビや映画で何度もリメイクされています。それらの作品もぜひ見てみたいと思います。

本編(再編集版)

利用者のコメント

当時中学1年生だった。クラスは毎日このドラマの話題でもちきりだった。主人公とともに活躍する女学生を演じていたのは、「女の60分」にでていた丹下清子の娘といわれていたが本当ですか?。現紺野美佐子は当時から男子生徒の間で可愛いと人気の的でした。しっかり大女優さんになりましたね。あー、当時の映像全部見てえー。

堀田一聟さん