13代目ドクターと制作総指揮者が降板

2021年8月12日


© BBC

イギリスのTVシリーズ『ドクター・フー』で13代目ドクターを演じているジョディ・ウィテカーがドクター役から降板することが発表されました。また、制作総指揮者(脚本を含む日々の制作業務全般の責任を負うプロデューサー)であるクリス・チブノールも退任することが明らかになりました。

ジョディさんは2017年から13代目ドクターを演じていますが、BBC(英国放送協会)で2022年秋に放送される番組でフィナーレを飾り、14代目にバトンタッチします。

ジョディさんとクリスさんにとって最終シリーズとなるシリーズ13は8話からなります。最初の6話が今年秋にBBCで放送され、2022年の元旦と春にそれぞれ1話が特番として放送されます。

それに加えて、3番目の特番が2022年秋に放送されます。BBC 100周年記念の一端を担うこの特番をもって13代目ドクターと制作総指揮者はそれぞれの大役から退きます。

ジョディさんは次のように語っています。

「2017年に私はサイズ13の靴が入ったステキなギフトボックスを開けました。この箱の中にどれだけすばらしい冒険、世界、驚きが入っているのか予想だにしませんでした。私の心は、この番組と、制作チームと、ファンのみなさん、そして『ドクター・フー』が私の人生にもたらしてくれたものに対する愛で満ちあふれています。」

「そしてクリスにはお礼の言葉もありません。彼はすばらしい物語の数々を私に託してくれました。2人が最後の波に乗って一緒にバトンを手渡さなければいけないことを、私たちは分かっていました。」

「これは私がもらった仕事の中で最高のものです。この仕事に幕を閉じる時が数週間後に迫りました。この役が私にどれだけすばらしいものをもたらしてくれたのか、言い表すことはできません。私はドクターと、ドクターを演じることで得た教訓を一生手放さないでしょう。」

「変化が不安を催すことを私は知っています。この先に何が控えているのか誰も知りません。だからこそ私たちは探し続けるのです。希望を抱いて旅してください。宇宙はあなたを驚かせるでしょう。常に。」


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一方、クリスさんは次のようにコメントしています。

「ジョディの見事な演技は私たちの高い期待をはるかに上回りました。彼女は最初の女性のドクターという大役を、スタイルと、強さと、温もりと、寛大さと、ユーモアをもって演じきった金字塔的な主役です。」

「彼女は視聴者の心を捉え、制作スタッフ全員はもとより、世界中の人々から絶賛されています。彼女以上に気持ちを奮い立たせてくれるドクターは想像できません。なので想像するつもりはありません!」

「私にとって、この並外れた制作チームを率いることは、比類のない喜びであり、私の仕事人生の中で大きな喜びの一つです。共に働いた人たちと、お届けしたストーリーにとても満足しています。パンデミックによって制作スケジュールに変更が生じ、困難を強いられましたが、付加的な特番で制作を終えることができるのはステキなおまけです。」

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