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時間旅行TV&映画ゾーン→(旧)ドクター・フー:シーズン10

■シーズン10の概要

このシーズンでは『ドクター・フー』十周年を記念して特別ドラマが作られることになりました。それが第一話『三人のドクター』です。詳細は下記のエピソード・ガイドをご参照ください。

ところがお祭り気分に水をさす事件が起こりました。マスター役のロジャー・デルガードがトルコで自動車事故に遭い、亡くなったのです。更にコンパニオンのジョーを三年間にわたり務めたケイティー・マニングが番組を降板することになりました。これら二つのできごとをきっかけにして、三代目ジョン・パートウィーの時代は終わりに近づくことになります。


65.三人のドクター

脚本:ボブ・ベイカー、デイヴ・マーティン
監督:レニー・メイン

時間の法則を破り、三人のドクターが集結!

第1話:1972年12月30日
第2話:1973年01月06日
第3話:1973年01月13日
第4話:1973年01月20日

突然、宇宙エネルギーがブラックホールに吸い込まれ始め、ドクターの故郷の星にいるタイムロードたちは身動きがとれなくなった。唯一の望みの綱はドクターだが、彼はターディスの中に閉じ込められてしまった。この窮状から脱出する唯一の方法は、時間の法則を破り、過去のドクターを呼び出すことだった。

かくして三人のドクターが集結した。初代ドクターがターディスのテレビ画面を通じて二代目と三代目に助言し、二人のドクターはブラックホールの中に乗り込んでいく。そこには「オメガ」という名のタイムロードが幽閉されていた。オメガはブラックホール内の「反物質宇宙」で絶対的な権力をふるっており、タイムロードたちに復讐する計画を進めていた……。

上記の概要で説明したとおり、この物語はシーズン10を祝うための特別企画です。残念ながら初代ドクター役のウィリアム・ハートネルはこのとき健忘症にかかっており、普通の演技はままならなかったので、テレビ画面に顔を出すだけの限られた出演になりました。ハートネル氏はそれから二年後にこの世を去りました。

なお、この物語をもってドクターの地球への「流刑」は解かれ、ターディスは正常に作動するようになりました。こうしてドクターはまた時空間を自由に旅できるようになったのです。

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66.モンスターのカーニバル

脚本:ロバート・ホームズ
監督:バリー・レッツ

タイムループにはまった貨物船?

第一話:1973年01月27日
第二話:1973年02月03日
第三話:1973年02月10日
第四話:1973年02月17日

前回の物語でドクターの「流刑」が解かれ、再びターディスが機能するようになったので、ドクターは早速ジョーを連れて旅に出る。そしてターディスは貨物船SSバーニス号の中に到着する。時は1926年で、船はインド洋を渡っているように見えた。ところがそこで驚くべきことが起こる。突如として海の中から恐竜のプレシオサウルスが現れたのだ。しかも船がタイムループにはまったかのように、人々は同じ状況を何度も何度も繰り返していたのだった……。

この物語は、1920年代の海を航行する貨物船と、「インター・マイナー」という名の惑星が舞台になっています。一見したところ脈略のない二つの話がやがてつながり、一つにまとまっていきます。

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67.宇宙のフロンティア

脚本:マルコム・ハルク
監督:ポール・バーナード

宇宙戦争勃発の危機!

第1話:1973年02月24日
第2話:1973年03月03日
第3話:1973年03月10日
第4話:1973年03月17日
第5話:1973年03月24日
第6話:1973年03月31日

26世紀、宇宙は地球とドラコニアのふたつの勢力に分かれていた。ドラコニア人はトカゲを思わせるエイリアンである。ふたつの勢力の間ではどうにか平和が保たれていたが、両者の貨物船が謎の戦艦に攻撃されるに及んで、平和は危機にさらされる。両者ともお互いを非難し合い、地球とドラコニアの関係は悪化していた。

ドクターの調査の結果、この事件の裏でマスターが糸を引いていることが明らかになる。マスターは地球とドラコニアの間で戦争を煽っていたのだ。マスターの策略により、ドクターとジョーはドラコニアのスパイとして嫌疑をかけられ、地球人に逮捕されてしまう。更に悪いことに、マスターは一人で活動していなかった……ダーレックと手を結んでいたのだ!

この話は前編で、下記の『ダーレクの惑星』と合わせて一つの物語になります。なお、マスター役のロジャー・デルガード氏はこの物語を撮影したあとトルコで自動車事故に遭い他界されたので、これが遺作になります。

下記の第68話とともにセットにされ、発売されています。

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68.ダーレクの惑星

脚本:テリー・ネイション
監督:デイヴィッド・マローニー

ダーレックの野望を阻止せよ!!

第1話:1973年04月07日
第2話:1973年04月14日
第3話:1973年04月21日
第4話:1973年04月28日
第5話:1973年05月05日
第6話:1973年05月12日

ターディスはスピリドン星に到着する。ここではダーレクたちが邪悪な計画を進めていた。強力な疫病を放ち、あらゆる生物を皆殺しにしようとしていたのだ。そのとき、ダーレクの仇敵、サール族の救助船がスピリドン星にやってきた。ドクターとジョーは彼らと協力してダーレクを倒すことにする。だがサール族は悪い知らせを携えていた。スピリドン星の地下で12,000体ものダーレクが起動されるのを待っているというのだ!

サール族が最初に登場したのはシーズン1の『ダーレク』にさかのぼります。その後、10年目にして再登場したわけです。

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69.緑色の死

脚本:ロバート・スロマン
監督:マイケル・ブライアント

地下の廃坑にひそんでいたものは……

第1話:1973年05月19日
第2話:1973年05月26日
第3話:1973年06月02日
第4話:1973年06月09日
第5話:1973年06月16日
第6話:1973年06月23日

イギリスのウェールズ州。「グローバル・ケミカル」という化学会社が所有する廃坑で鉱員が謎の死を遂げる。彼の肌は緑色に変色していた。そこでユニットが調査を開始、ドクターとジョーも現場におもむく。そこでは環境保全グループがこの会社に対して反対運動を繰り広げていた。このグループを率いるジョーンズ教授という若い科学者は、同社が垂れ流す廃棄物が環境を破壊しているとにらんでいた。ドクターは調査のため、地下の廃坑に向かう。そこでは何千匹もの巨大なうじ虫がうごめいていた! 誰がグローバル・ケミカル社の陰で糸を引いているのか? ドクターとジョー、そしてレスブリッジ・スチュワート准将は早急に答えを出さなければならない。うじ虫がハエになるまでの時間は限られているからだ!

これは数多くの巨大なうじ虫が登場するおぞましい物語として有名です。当時はCG技術がなかったので、うじ虫の模型が製作されました。上の写真をご覧になればお分かりのとおり、とてもよくできていてリアルです!私のようにうじ虫とハエが大嫌いな方は存分に楽しめる(??)でしょう。しかもこのうじ虫、背後から忍び寄ってきて人に飛びかかるので、なおさら怖い!

■さようなら、ジョー!

3シーズンにわたってドクターのコンパニオンを務めたジョーは、環境保全グループのリーダーであるジョーンズ教授と恋に落ち、ターディスを離れることになりました。ジョーを演じたケイティー・マニングさんはこの役を大いに楽しんだそうで、彼女のキャリアの中で最もエキサイティングな時期だったと後に述懐しています。

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