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時間旅行TV&映画ゾーン→(旧)ドクター・フー シーズン13

■シーズン13の概要

四代目ドクターと刷新された制作チームがシリーズに新風を吹き込み、『ドクター・フー』のシーズン12は更なる高視聴率を記録しました。そのため、シーズン13のスタート時期が早められることになりました。従来、この番組は冬季にスタートしていたのですが、このシーズンから秋に始められることになったのです。


80.ザイゴンの恐怖

脚本:ロバート・バンクス・スチュワート
監督:ダグラス・カムフィールド

外見を自由に変えられるエイリアンとネス湖の恐竜の関係とは?

第1話:1975年8月30日
第2話:1975年9月06日
第3話:1975年9月13日
第4話:1975年9月20日

スコットランドのネス湖で不可解なできごとが起こったので、調査のために、レスブリッジ・スチュワート准将からドクターにお呼びがかかる。ドクター、サラ・ジェーンとハリーの調査の結果、ネス湖の恐竜が実在することが判明した。この恐竜、実はザイゴンという名のエイリアンが地球を侵略する道具として利用していたのだった。ドクターたちはザイゴンと恐竜を倒す方法を見つけなければならない。ところがザイゴンは自由に外見を変えるパワーを持っており、すでに地元の権威者になりすまして侵略を始めていた……。

シーズン13が始まるころに、民放局のITVが『スペース1999』という新番組の放映を始めたので、BBCはそれに対抗するためにこのエピソードを放映したのだそうです。非常に不気味でおぞましい姿をしたザイゴンは、人間の胎児を元にデザインしたのだそう。それに対して、ネス湖の恐竜はとてもチャチ。ぜんぜん怖くありません。むしろコミカルでかわいい感じなので、笑ってしまいます。


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■さようなら、レスブリッジ・スチュワート准将、ベントン軍曹、ハリー

恐竜がネス湖に無事戻ったのを機に、ハリーはドクターとの冒険をやめ、医師として軍事組織ユニットに戻ることになりました。

また、1970年からずっとレギュラー出演していたレスブリッジ・スチュワート准将とベントン軍曹も、このエピソードをもって番組を降板することになりました。ただし、ハリーとベントンは下記の『アンドロイド・インベージョン』でもう一度だけ顔を見せています。准将については、80年代のエピソードにゲスト出演しています。


81.悪の惑星

脚本:ルイ・マークス
監督:デイヴィッド・マローニー

ゼータ・マイナー星にある反物質の恐怖

第1話:1975年9月27日
第2話:1975年10月04日
第3話:1975年10月11日
第4話:1975年10月18日

惑星ゼータ・マイナーからの救助要請信号を受け、ターディスはこの星に緊急着陸する。ゼータ・マイナーは既知の宇宙の端に位置していた。ドクターとサラの到着と時を同じくして、惑星モレストラからやってきた宇宙船が着陸した。この宇宙船には救助チームが乗っていた。彼らはゼータ・マイナーで行方不明になった科学者たちを救い出すためにやってきたのだ。ところが、科学者たちはひとりを除いて全員、無残な姿で殺されていた。唯一生き残ったのはリーダーのソレンソン教授だった。教授はゼータ・マイナー星の自然資源である反物質を持ち帰ることに執念を燃やしていた。なぜなら、ゆっくりと死に向かっている故郷の惑星モレストラを救うためには反物質が必要だったからだ。ところが、反物質の影響を受けた教授はジキル博士とハイド氏のような症状を見せ始めた。ドクターは教授を止めると共に、ゼータ・マイナー星のバランスを回復し、人々を死の脅威から救わねばならない。

プロデューサーのフィリップ・ヒンチクリフは今シーズンから「ゴシック・ホラー」風の物語を作ることを目指しました。その第一作となったこの『悪の惑星』は『ジキル博士とハイド氏』からインスピレーションを受けた作品です。反物質の怪物はSF映画の名作『禁断の惑星(1956)』に登場した怪物、イドがヒントになっています。

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82.火星のピラミッド

脚本:ルイス・グリーファー
監督:パディ・ラッセル

エジプトのピラミッドに閉じ込められたスーテクの企みを阻止せよ!

第1話:1975年10月25日
第2話:1975年11月01日
第3話:1975年11月08日
第4話:1975年11月15日

ドクターとサラはゼータ・マイナー星から地球のユニット本部に向かっていたのだが、ジャッカルの顔をしたエイリアンの干渉を受け、コースがずれて、1911年のイギリスに到着した。そこは科学者マーカス・スカーマンの邸宅の内部だった。考古学者の彼はエジプトでピラミッドを発掘調査をしていたのだが、イギリスに帰国してから不審なふるまいを見せていた。

ドクターの調査の結果、マーカスは破壊神スーテクの霊にとりつかれ、地球でのアバター(化身)になったことが判明する。スーテクは古代エジプト人からオシリス神として崇められていたのだが、兄のホーラスによって地球のピラミッドに幽閉されたのだった。スーテクはロボットの召使(ミイラ)を使ってロケットを組み立て、それを火星に発射して、そこにあるピラミッドを壊そうとする。なぜなら、ピラミッドから発せられている信号がスーテクを閉じ込めていたからだ。ドクターはスーテクの企みを阻止し、地球の破壊を食い止めることができるか?

エジプト神話をSF的に解釈したこの物語はトム・ベイカーのベスト作品のひとつに挙げられています。撮影は実在する貴族の邸宅でおこなわれましたが、かつてこの家に住んでいたケアナーヴォン卿はツタンカーメンの墓地の発掘作業に関わった人だそうです!

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83.アンドロイド・インベージョン

脚本:テリー・ネイション
監督:バリー・レッツ

一見のどかなイギリスの村で進められている陰謀とは?

第1話:1975年11月22日
第2話:1975年11月29日
第3話:1975年12月06日
第4話:1975年12月13日

ターディスは閑静なイギリスの村に出現する。時は現代。ドクターとサラはやっとのことで「我が家」に帰ってきたのだ。ところが、どうも様子がおかしい。村には人っ子ひとりいず、白い制服を着て銃を携えたガードマンが歩き回っている。ところが、時計が昼の12時を打ったとき、突如として地元のパブは人々でいっぱいになった。だが、彼らのふるまいはぎこちなく、まるでロボットのようだ。実はこの村、エイリアンのクラールが作った擬似の村で、住民たちはアンドロイドだった。クラールは地球侵略に備えてこの村で予行演習をおこなっていたのだ。ドクターは彼らの企みを阻止できるか?

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84.モービウスの頭脳

脚本:ロビン・ブランド
監督:クリストファー・バリー

気の狂ったソロン博士が悪のタイムロードを復活?

第1話:1976年01月03日
第2話:1976年01月10日
第3話:1976年01月17日
第4話:1976年01月24日

ドクターとサラはタイムロード(ドクターの故郷の星、ギャリフレイの人々)によって惑星カーンに送られる。荒涼としたこの星には「炎のシスターフード」と呼ばれる女性だけの集団が住んでいた。彼女たちが守る「聖なる火」には永遠の命を授ける秘薬が含まれており、タイムロードたちは、生まれ変わりがうまくいかなかったとき、この火を利用していたのだ。ところが、聖なる火はゆっくりと消えつつあった。シスターフードはドクターがこの火を盗みに来たと思い込み、彼を捕まえる。

一方、カーン星には気の狂った科学者のソロン博士がいた。ソロンはモービウスの頭脳をひそかに手に入れていた。モービウスは悪のタイムロードで、処刑されて死んだと思われていたのだが、ソロンにより脳だけの状態で生きながらえていたのだ。ソロンはモービウスのために新しい体を作ろうとしているのだが、重要な材料がひとつ足りない。それはタイムロードの頭だった……。

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85.破滅の種

脚本:ロバート・バンクス・スチュワート
監督:ダグラス・カムフィールド

植物のエイリアンが地球を襲う

第1話:1976年01月31日
第2話:1976年02月07日
第3話:1976年02月14日
第4話:1976年02月21日
第5話:1976年02月28日
第6話:1976年03月06日

20世紀の地球。南極に駐在している調査団が奇妙な種子を発掘する。この種は二万年にもわたり雪の中に埋まっていた。ドクターはこの種の正体を知っていた。それはクリノイドと呼ばれる敵意を持った植物系のエイリアンであった。ドクターの不安を確認するかのように、種が開き、科学者を襲った。この科学者は徐々にクリノイドに変身していった。

残念ながら、この種に関心を持っているのはドクターだけではなかった。植物学者で百万長者のハリソン・チェイスがこの種を手に入れることに執心していたのだ。精神に異常をきたした彼は、種子を手に入れるためだったら殺人も厭わなかった。

かくしてイギリスのチェイス邸に到着した種子は、チェイスの従業員キーリーに襲いかかった。感染したキーリーは不気味な植物人間に変身、どんどん大きくなっていった。そればかりか、クリノイドは地球の植物に影響を与え、人類に敵意を抱くように仕向けたのだった。ドクターはこの絶体絶命のピンチを救うことができるか?

この物語は結構、怖いです。最初の二話は寒々とした南極の基地が舞台になっており、ジョン・カーペンター監督のSFショッカー、『遊星からの物体X』を思わせます。特撮映像は当時にしてはよくできています。特に巨大な植物の怪物が邸宅を襲う映像は迫力満点!

Doctor Who - The Seeds of Doom [Import anglais]


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