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時間旅行TV&映画ゾーン→(旧)ドクター・フー:シーズン24

■シーズン24の概要

前シーズンに脚本家主任のエリック・サウォードが降板したため、製作責任者のジョン・ネイサン・ターナーは、一人で製作総指揮と脚本家主任を兼任することになりました。

シーズン24の初めに、やっとのことでサウォード氏の後任が決まりました。アンドリュー・カートメルです。ネイサン・ターナーとカートメルは残りの3シーズンに渡ってコンビを組みました。

7代目ドクター役のシルベスター・マッコイは一部のファンから激しく批判されたものの、BBC の経営陣は『ドクター・フー』を救った立役者として彼を高く評価しました。こうして番組は安定を取り戻しました……今のところは。


第148話:時間とラニ

脚本:ピップ&ジェーン・ベイカー
監督:アンドリュー・モーガン

ドクターの敵・ラニが再登場

第1話:1987年09月07日
第2話:1987年09月14日
第3話:1987年09月21日
第4話:1987年09月28日

ドクターの宿敵であるラニがターディスを捕獲、惑星レイカトヤにおびき寄せた。そのショックでドクターは瀕死の怪我を負い、7代目に生まれ変わった。

ラニはドクターの助けを必要としていた。彼女は、歴史上の天才たちを寄せ集め、彼らから知性を抽出して、宇宙を自分の都合に合わせて作り変えようとしていたのだ。しかし、その計画を実行するためにはドクターの知恵を借りなければならない。

そこでラニは、生まれ変わったばかりのドクターに麻薬を打ち、意識をもうろうとさせた。そして彼女はメル(ドクターのコンパニオン)に扮装し、ドクターの信頼を勝ち取ろうとしていた。

一方、本物のメルはレイカトヤ星の住人を味方につけることに成功する。今やこの星はラニと、彼女の手下であるテトラプス(コウモリを思わせる生物)に支配され、住民たちは苦しんでいた。

メルは住民たちを激励して反乱を起こさせ、ドクターを救い出さなければならない。

Doctor Who - Time and The Rani [Import anglais]


■7代目ドクター紹介

パナマ帽、赤いクエスチョンマーク(疑問符)が編み込まれたセーター、ペーズリー柄のスカーフ等々に身を固め、取っ手がクエスチョンマークの形をした傘を手にした7代目ドクターは、当初、笑いを誘うお調子者として登場しましたが、次第にダークな面も覗かせるようになり、「悲しい道化者」と表現されるようになりました。

シルベスター・マッコイが7代目ドクターを演じました。彼は『時間とラニ』(1987)から『サバイバル』(1989)までドクターを演じました。


第149話:パラダイス・タワーズ

脚本:スティーヴン・ワイアット
監督:ニコラス・マレット

理想郷的な集合住宅が荒廃

第1話:1987年10月05日
第2話:1987年10月12日
第3話:1987年10月19日
第4話:1987年10月26日

ドクターとメルは休暇をとってパラダイス・タワーズに向かう。宣伝用パンフレットによると、パラダイス・タワーズは最新鋭の設備を誇る理想郷的な集合住宅であった。

しかし、二人が到着した時、そこは廃墟と化していた。ずっと昔、大人たちは戦争に出かけ、一人も帰還しなかったのだ。そこに残っていたのはカング(10代少女たちの不良グループ)、レジー(人食い老婆)、タワーを管理する役目を担った管理人、そして、臆病がゆえに戦争に行かなかった男・ペックスだった。

そしてもう一人、パラダイス・タワーズに潜んでいる者がいた。その建物を設計したクローグノンである。クローグノンは、管理人と掃除ロボットをコントロールし、パラダイス・タワーズの住人たちを一掃する計画を進めていた……。

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第150話:デルタとバナーメン

脚本:マルコム・コール
監督:クリス・クロフ

女王デルタを救え!

第1話:1987年11月02日
第2話:1987年11月09日
第3話:1987年11月16日

ドクターとメルは時間旅行ツアーの休暇旅行に当選し、観光バスに乗って50年代の行楽地にやってくる。

そのバスには「デルタ」という名の女性が乗車していた。デルタは惑星チュメリオに住んでいたカイメロン族の女王だったのだが、「ギャブロック」という名の野蛮な指導者に攻撃され、カイメロン族はデルタを除いて全員殺されてしまった。

ギャブロックの攻撃を免れたデルタは命からがら地球に逃亡してきたのだ。しかし、ギャブロックは追求の手をゆるめることなく、「バナーメン」と呼ばれる軍人たちを率いて、デルタを探していた。

ドクターとメルはデルタの暗殺を阻止し、カイメロン族を復活させなければならない。

Doctor Who - Delta and The Bannermen [Import anglais]


第151話:ドラゴンファイア

脚本:イアン・ブリッグズ
監督:クリス・クロフ

火を吹くドラゴンによって守られた宝物

第1話:1987年11月23日
第2話:1987年11月30日
第3話:1987年12月07日

遠い未来の深宇宙に浮かぶ惑星・スバルトス。ドクターとメルはその星の貿易港・アイスワールドに到着する。

二人はそこで「エース」という名の女の子と、旧友の「サバロム・グリッツ」に出会う。エースは地球人だったのだが、「時間迷子」になり、未来の惑星にテレポートしてしまったのだ。

グリッツは伝説の宝物を探していた。その宝物は惑星の地下にあり、火を吹くドラゴンによって守られているという。

4人は宝探しに出かけるが、その過程で、アイスワールドの支配者・ケーンの秘密を知ることになった。宝物とケーンの間にはどんなつながりがあるのか?

Doctor Who: Ace Adventures - Dragonfire / The Happiness Patrol [DVD] [1987]

■さようなら、メル!

メルはグリッツと旅をすることを決意、ドクターとたもとを分かちました。彼女に代わり、エースがドクターと時空を旅することになります。


●エース

エースは現代のロンドンに住んでいたのですが、不慮の事故で遠い未来の惑星にテレポート、そこでウェイトレスをして生活を立てていました。彼女はそこでドクターに出会い、彼とともに旅に出ることを決意します。

ソフィー・アルドレッドがエースを演じました。彼女は『ドラゴンファイア』(1987)から『サバイバル』(1989)までエースを演じました。


シーズン: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 25