これはアメリカの男性・Sさんの体験談です。
大した話ではないのですが、説明に窮し頭をかしげていることは確かです。
私は都会に住んでいて、妻とオンラインで商品を販売しています。毎朝、徒歩で荷物を預けに行く途中、理髪店の前を通ります。そこは男気が溢れる今風の店です。
1年ほど前、ここに散髪に行きました。それ以降、2回利用したのですが、仕上がりにも満足していたので、そのまま通っていました。ある時、店員の男性と非常に不快なやり取りをしました。散髪をしながら、ドラッグを使ったことがあるか、どこに住んでいるか、子供は何人いるかなど、立ち入った質問を次々にされました。もちろん何も教えませんでしたが、あまりにもひどかったので、店の前を通るたびに、その男性がまだ店にいるかどうか確認するために中を覗いていました。毎日中を覗くのが習慣になってしまったのです。
9ヶ月ほど前、中を覗いたら、鏡も理髪用の椅子もカウンターもテレビも家具も何もかも取り外されていて、カオス状態でした。「経営がうまくいかなかったのかもしれない」と気に留めませんでした。そういうことってありますからね。
それで翌日、いつもの道を歩いていると、なんと理髪店はいつものように営業していました。前日見たゴチャゴチャは全く見当たりませんでした。
何ヶ月もそのことが気になって、その道を通るたびに考えていました。18時間以内に全部元通りに戻すなんてありえない。
ところが先週、本当に移転工事が行われていたのです。10ヶ月前に見たのと全く同じ光景を再び目にしました。ただ今回は本当に、理髪店が閉店したのです。
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