

彼は、株のトレードによって、800ドル(約8万円)の元本をわずか2週間で3億5,000万ドル(約340億円)に増やすことに成功したのです。
……この話は大衆紙の作り話として片づけられ、当サイトもその流れに乗ってガセネタと決めつけてしまったのですが、この期に及んで「これは結局のところ実話だったのかもしれない」という可能性が出てきました。そこでこの記事を大幅に書き換え、イメージ画像も新たに作成して、装いも新たに復活させました!
作り話として一笑に付された話は、結局のところ実話だったのか?
何年にも渡る株式市場の乱高下によってウォール街の有能な投機家たちが大損害を被る中、カールシンは126のトレードをすべて成功させ大儲けしました。証券取引委員会はこの件に疑念を抱き、FBI に通報、カールシンは逮捕されて、ライカーズ刑務所(ニューヨーク市・イースト川にあるライカーズ島に建てられたニューヨーク市のメインの刑務所)に拘留されました。特定の会社の株価が合併または技術開発によって値上がりするという情報は極秘であるにもかかわらず、カールシンはなぜかその情報を事前に掴んでいました。
4時間に及んだ尋問の中で「なぜ短期間に巨万の富を築くことができたのか?」と捜査官に問われたカールシンは、こんな驚くべき答えを返しました。
「私は2256年からやってきたタイムトラベラーです。」
カールシンは次のように語っています。
「誘惑に抗しきれなかったんです。初めのうちは、もっと自然な取引に見えるようトレードを行うつもりでした。そこかしこでわざと損をして、完ぺきなトレードに見えないようにする予定だったんです。でも、その時の興奮に呑まれてしまいました。」
証券取引所の代表者は次のように語り、カールシンの主張を跳ねつけました。
「彼は精神異常者か、そうでなければ病的虚言者である。カールシンは予測不可能な事業の発展を利用して利益を得た。これがただのまぐれ当たりであるわけがない。このような芸当をやってのける手段は1つだけ。それはインサイダー情報である。その情報源を告白しない限り、カールシンはライカーズ刑務所の独房内でずっと過ごすことになるだろう。」
しかし、FBI が2002年12月以前のカールシンの行動を調べようとしたら、誰一人として関連情報を探し出すことができませんでした。戸籍や指紋などの個人情報がまったく見つからなかったのです。
カールシンは、自分の言い分が正しいことを証明するために、アメリカがイラクに侵攻する日を予言、その予言は的中しました。彼はまた、オサマ・ビン・ラーデンの居所と、エイズの治癒方法を教えることを申し出ました。
タイムマシンについて尋ねられたカールシンは、その所在地と、タイムマシンの仕組みについて語ることを拒否しました。というのも、タイムトラベルの技術が悪者の手に渡る可能性を危惧したためです。
カールソンが未来からやってきたという記事は、2003年2月25日付けのアメリカの大衆紙『ウィークリー・ワールド・ニュース』に掲載されました。その後、この記事は Yahoo ニュースといった主要メディアで引用されました。

ここで本件は奇妙な展開を見せます。身元不明の後援者がどこからともなく現われて100万ドルの保釈金を支払い、刑務所で罪状認否を待っていたカールソンは保釈されました。
2003年4月29日付けの『ウィークリー・ワールド・ニュース』によると、カールシンは2003年4月2日に法廷審問を受けるために裁判所に出頭するよう命じられていたのですが、当日姿を見せず、それっきり行方不明になりました。FBI には問い合わせの電話やメールがひっきりなしに寄せられたましたが、FBI はカールシンが逮捕された事実すら認めようとしませんでした。
この話は作り話として広く認識されています。『ウィークリー・ワールド・ニュース』紙がガセネタを事実として報じることも辞さない大衆紙であるという点も、信頼性を失わせる一因となりました。
しかし、ここにきて新たな情報が入ってきました。ノルウェー出身で現在アメリカに在住の作家、エージ・ノストさんが、ライカーズ島の警察を訪ねて逮捕歴を調べたところ、2003年にアンドリュー・カールシンという名の人物が確かに逮捕されたという記録が見つかったといいます! 罪状は機密情報として書類の中で明らかにされていなかったのですが、アンドリュー・カールシンという名の人物が実在し逮捕されたことは紛れもない事実であり、上記警察に足を運べば誰でも確認できることであると、エージさんは述べています。
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