あぜ道のタイムリープ

これは日本の男性・24yearさんの体験談です。ご投稿、ありがとうございました！

体験談ページは初めてです。みたたびさんの『夢の中で未来を体験』のページに、私がタイムリープした時の話を投稿しましたが、今回はその次に体験した話を投稿してみたいと思います。

私が不思議現象を体験するようになったのはかなり子供のころで、保育園に行っていたころだと思うのですが、今回の話は私が小学3～4年生のころの体験談です。学校の4時限目が終り、給食と掃除を終え、そそくさと帰宅しました。学校が終り、即座に帰宅なので、誰も周りにいない状況です。

通学路の途中は田んぼのあぜ道を使っていたのですが、それは子供が2人歩けるくらいの道でした。そのあぜ道では、下を見ながら歩くとあぜ道の終りに早く着くような気がして、よく下を見ながら帰っていました。

ある日、家に着いた時間が普段よりも5分早かったので、私は大喜びでした。それで、次の日も、さらに次の日も、下を見ながら帰るようになりました。

そしてある日のこと。

その日は曇り空でした。あぜ道に入ると同時に下を向き、道だけを見ながら歩いていきました。この時は車のエンジン音が鳴り響いていました。というのも、田んぼの横に国道があるので、いつもエンジン音がうるさいんです。突然！　車のエンジン音が聞こえなくなりました！　しかも、あたりには霧のような白いモヤが立ちこめ、空気が止まっているかと思うくらいの静けさでした。

「霧？　曇りだからしかたない」と思った矢先！

一気に霧が晴れ、視界がもとの明るさに戻ったんです。白いモヤが消えた瞬間、エンジン音が耳に飛び込んできました。いきなり聞こえた音は爆音に近かったです。その時ふと横目に入った景色は「あぜ道の終り」だったんです。驚いて顔を上げ、あたりを見回したら、やはりそこはあぜ道の終りでした！

「ちょっと待って！　早すぎない？」と思ったのですが、そこからはいつもと同じペースで家に向かいました。普通に帰れば着く時間はいつも同じくらいだったのに、その日は10分も早く帰宅しました！　その時は驚いたのなんの！　よくよく考えても5分以上早く家に着くことはありえない。普通だと、あぜ道を通るのに10分くらいかかるんです。

子供心に♪　ヽ(´▽｀)/ あぜ道10分ワープしたー♪♪

と喜んだのですが、やはり考え直すと、この時もタイムリープをしたんじゃないかと思います。これは後にも起きたリープの予兆なのかもしれません。