これはイギリスの男性C.H.ダレッシオさんの体験談です。
1975年の暖かい晩のことです。ダレッシオさんはロンドンの自宅近くにある並木道を散歩していました。突如として彼は夢を見ているような不思議な気持ちになりました。自分が誰で、どこにいるかは認識していましたが、普段よりもリラックスし、幸福感に包まれたのです。そのとき霧のようなものが立ち込め、すべてを包み込んでいきました。彼は自分が今、遥か遠くの未来にいることを直感的に悟りました。
車道では車が音もなく流れていました。革命的な動力源が見つかったようで、運転は自動操縦システムによってコントロールされていました。衝突事故が起こる心配はまったくありませんでした。道路の表面や建物では人工的な材料が使われていました。それは表面がなめらかで、奇妙な銀色を放っており、とても目に心地よかったそうです。それは1975年にはありえない材料でした。
この体験は数分続きましたが、その後、霧が晴れ、普通の状態に戻りました。ダレッシオさんは遠い未来の光景を見たことを信じて疑っていないそうです。
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