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おじいちゃんの結婚指輪

私の祖父は、人生に疲れ、無感情でぶっきらぼうな人でした。特に祖母が自然死で亡くなって以来、そんな態度が強くなっていました。

ある11月の夜のことです。祖父はいきなり立ち上がり、家族の一人一人を抱擁して、「お前のことを愛し、誇りに思っている。おばあちゃんはこんな幸せな家庭に恵まれて幸せだった」と優しく語りかけました。要するに、祖父の態度は180度豹変したのです。

その夜、泥棒が祖父の家に侵入しました。泥棒は居間に置いてあった宝石箱を盗もうとしました。祖父はそれを引き留めようとして、泥棒に撃たれ、亡くなりました。そのことは泥棒の供述として警察の報告書に記されています。

後日、祖父の家を整理していた時、宝石箱を開けたら、そこには祖父と祖母の結婚指輪が入っていました。私たちはそれを見て大きな衝撃を受けました。なぜなら、祖父は10年ほど前に結婚指輪をなくしたからです。


ひとりでに時刻を合わせた時計

今朝、自宅の地下室を掃除していたら、古いタイメックス(Timex:アメリカの時計メーカー)のアナログ式腕時計を見つけました。長針、短針とも12を指していました。私はその時計をポケットに入れました。

それから15分後、タバコを吸うために外に出ました。これを機に時刻を合わせ、時計を手首にはめようとしたのですが、驚いたことに時刻はすでに合ってました(5分ほどずれていたのですが)。

それ以来、ずっと頭をかしげています。


命を救った2秒

ある日、私は自分の誕生日を祝うために母と一緒に自家用車でレストランに出かけました。

食事を終え自宅に戻る途中、交差点の信号が赤になったので、車を停めました。

ほどなくして信号が青になりました。普通だったらアクセルを踏んですぐに発車するのですが、その日はなぜか発車する前にラジオ局を変えたくなったのです。なぜそんな気持ちになったのか、訳は分かりません。

ラジオ局を変えるために要した時間はせいぜい2秒ぐらいのものでした。でも、その2秒が母と私の命を救ったのです。

巨大な18輪トラックが、赤信号を無視して、私たちの前を突っ走っていきました。トラックの運転手は「赤信号になったばかりだから大丈夫だろう」とでも思ったのかもしれません。

私はすんでのところで命を取り留め……泣きました。


小学校で時間がプレイバック

このできごとは僕が小学三年生の時に起きました。

僕はいたずらをした罰として廊下に立たされていました。その時、僕よりも一歳年下の隣家の男の子が教室から出てきて、階段に向かって歩いていきました。僕たちは「やあ」と声を掛け合いました。

それからおよそ20秒後、同じ教室からまたその男の子が出てきて、僕の前を通り過ぎ、階段に向かって歩いていきました。

僕はビビって混乱しまくり、彼をじっと見つめていました。彼は「何を見てるんだよ?」と言いたげな顔で僕を見つめ返しました。

僕はあまりにも取り乱したので、泣きながら校長先生の事務所に行き、このできごとについて話さずにはいられませんでした。


ATM の利用明細書が利用する前に印刷

今日、現金を引き出すために ATM(現金自動預け払い機)に行きました。

それはドライブスルー(自動車に乗ったままでサービスを受けることのできる方式)の ATM だったのですが、私の前に一台の車が停まり、女性が現金を引き出していました。

彼女は利用明細書をとらず、機械の中に残したまま走り去っていきました。

私は車を ATM のそばに停めました。彼女の明細書には手をつけず、そのまま放っておくことにしました。というのも、あたりにゴミ入れがなかったからです。

私は現金を引き出し、利用明細書を要求しました。ところが、印刷音は聞こえたのに、明細書が出てきません。そこで私は前の運転手が残していった明細書を引き出しました。自分の明細書がそのあとにつながっているのではないかと思ったのです。ところが、引き出されたのは彼女の明細書のみで、そのあとに私の明細書はつながっていませんでした。

そこで私は彼女の明細書に目を通しました。驚いたことに、それは私の明細書でした! そこに印刷されていたのは、私が引き出した金額と、私のクレジットカード番号の最後の4桁と、私の口座番号、そして預金残高でした。私が ATM のそばに車を横づけする前に、明細書はすでに印刷され、機械から垂れ下がっていたのです!

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