

アジア系の青年から白人の老人に変身?
これは文字通り、ほんの数分前に起きたできごとです。今、混乱しまくっています。ついさっき、現在住んでいる町のシーバス(商業地区と北岸を隔てる入り江を運航するミニフェリーのようなもの)に乗りました。
窓側の席に座りたいと思っていたのですが、その席は若いアジア人の男性に取られてしまいました。彼は青と白のレインコートを着ていました。
そこで僕はもう少し通路を進み、前の方にある席に腰を下ろしました。それから約2分後、僕は振り返って窓側の席に座っている男性に目をやりました。
僕は自分の目を疑いました。20代半ばの黒髪のアジア系男性は、60代後半の白髪の白人男性に変わっていたのです。奇妙なことは、二人がまったく同じレインコートを着ていたことです。そして二人とも携帯電話を手に取り、同じポーズをとっていました。
僕はアジア系男性を探して船の中をくまなく歩きまわったのですが、彼の姿は見られませんでした。彼が下船したことはありえません。なぜなら、彼が腰を下ろした時点で船の扉は閉まっていたからです。
これは一体どういうことでしょう??
テレポートした弁当
今日、昼食用の弁当を作って弁当箱に詰めました。私はその弁当を、着替え用の服とともに自分の車に積み込みました。運転中、弁当を忘れずに持参したかどうかを確認しました。確かに弁当は運転席側の後部座席の上に置いてありました。
そして私はトレーニングジムに向かいました。一汗流したあと、職場に向かいました。職場の冷蔵庫に弁当を入れておこうと思って後部座席のドアを開けたら……弁当はどこにもありませんでした。
家にいる父に電話を入れ、弁当があるかどうかを確かめてもらいました。なぜか弁当は家にありました!
飛べないカラス
これは僕が11歳だった時に起きたできごとです。そのころ僕は閑静で安全な住宅街に住んでいたので、よく一人であたりを歩き回り、珍しい石を見つけたら拾って家に持ち帰ったりしていました。
ある日、いつもの通り散歩していたら、公園に傷ついたカラスがいることに気づきました。どこが悪かったのか分からなかったのですが、何らかの理由で羽を使うことができなかったのです。僕は動物好きだったので、家に持ち帰り、獣医に電話することにしました。
家に着いた僕は、カラスを浴槽に入れ、ドアを閉めました。その際、浴室の窓が完全に閉まっていることを確認しました。そのあとキッチンに行き、獣医に電話したら、カラスを病院に持ってくるよう指示されました。
僕は獣医の指示に従うこととし、浴室の扉を開けたら、カラスはそこにいませんでした。窓は完全に閉まっていたので、外に逃げたことはあり得ませんでした。浴槽の下や洗濯機の陰も見たのですが、そこにもいませんでした。
ほどなくして母が帰宅したので、一緒に探してもらったのですが、結局カラスは見つかりませんでした。
謎の転校生
僕が小学二年生の時、昼食時になると「アビメール」という名前の転校生とよく校庭で遊びました。あと数人の子たちと一緒に、毎日かくれんぼや鬼ごっこをしました。ある日突然、アビメールが学校に姿を見せなくなりました。僕は特に気にとめず、病気か何かで休んだのだろうと思いました。
一週間経っても彼が学校に来なかったので、友達とだべっている時、この話を持ち出したら、みんなが困惑した表情で僕を見つめました。
一瞬、シーンとなったので、その子と毎日のように遊んだと主張したのですが、みんな僕のことを頭がおかしいと思っているようでした。
気が動転したので、先生に「アビメールはどうなったんですか?」と尋ねたら、先生も混乱した表情を見せました。先生は「アビメールという名前の子はこのクラスにいませんよ」と言うばかりでした。
誰も彼のことを覚えていなかったのです。今、僕は16歳ですが、このできごとはいまだに僕の心をかき乱します。
空飛ぶ車
これは私が7歳か8歳のころに体験したできごとです。私は母の運転する車に乗っていました。二人の姉妹といとこも同乗していました。私たちの車の前には、80年代製の黄褐色のキャデラックのような車が走っていました。どちらの車も時速56キロメートルくらいで走っていました。
そうこうするうちに、私たちの前の車がゆっくりと離陸し始めました。数秒ほど宙に浮かんだあと、その車は時速56キロを保ちながら上がっていきました。それは徐々にスピードを上げていき、最高速度は時速130?145キロメートルに達しました。
母はその車を追って道路を走っていったのですが、最終的に見えなくなり、私たちは帰宅の途につきました。
私はこのできごとに関してぼんやりとした記憶しか持っていないのですが、一緒にいた人たちは全員覚えているので、夢ではなかったはずです。別に怖いとは思いませんでした。みんな畏怖の念に打たれ、好奇心でいっぱいだったのです。
2002年のことだったので、当時カメラ付きのスマートフォンは普及しておらず、写真を撮ることはできませんでした。でも、全員の記憶が一致しています。その車がどんな外観だったのかとか、どの交差点から離陸したのか、といったことについて、みんなが同意しているんです。