不幸中の幸い
これは僕が赤ん坊だったころの話です。母親が就寝中に不気味な夢を見ました。夢の中に女の子が出てきて、「あなたの赤ちゃんと永遠に遊びたい」と言ったのだそうです。
その翌朝、自宅の屋根が崩れ落ち、僕の（赤ちゃん用）寝台を直撃しました。
幸い、その時、母は階下で僕に授乳をしていたので、僕は一命を取り留めました。
父母は家に保険をかけていたので、多額の保険金を受け取りました。
猫がテレポート？
一か月前にボーイフレンドが私のアパートに引っ越してきたのですが、その際、彼はペットの猫を同伴しました。それはごく普通の猫なのですが、時々エネルギーが体中にみなぎって家の中を駆け回り、家具などを倒すことがあります。とはいえ、それも猫の習性ですよね。でも、この猫には普通でないところがあるのです。今朝、私は目覚め、ベッドから出てトイレに行きました。トイレから出て、寝室に戻り、またベッドに潜りこもうとした時、ボーイフレンドが「うあー！」と叫んで口に手を当てました。
彼はダイニングルームのテーブルの下にいる猫を見ていたのです。猫は私の行動を目で追っていたのだそうです。つまり、トイレから出てきてベッドまで歩いていった私の姿をじっと見ていたということです。ところが、私が掛け布団をはがしたら、毛布の下にいた猫が飛び出てきたのです！
猫がテーブルの下から寝室のベッドに移動し、私たちが気づかないうちに毛布の下に潜り込むことは絶対に不可能でした！
ボーイフレンドは明らかにショックを受けていました。でも、彼の猫が突如として予期せぬ場所に出現したのは、これが初めてではありません。あなたも猫に関してそんな体験をしたことがありますか？
家族が帰宅した音が聞こえたのに……
日本の匿名さんから体験談をお送りいただきました。時々、我が家に車で人が帰って来た音がして、部屋の方も音がしたかの様なのに、その後実はまだである事が多いです。
父が帰宅したと思ったのに……
ある日、僕は自宅の地階でパソコンを組み立てていました。その時、地階に通じる扉は閉めてありました。というのも、ペットの毛がパソコンの中に入るのを防ぎたかったからです。普通、父は午後5時ごろに帰宅します。4時50分ごろ、玄関の扉が開き、父が家に入ってくる音が聞こえました。続いて地階に通じる扉が開き、父が僕の名前を呼ぶ声が聞こえました。
その時、音楽を聴きながら作業をしていたのですが、スピーカーから流れる音とは別に、上の方から音や声がハッキリ聞こえたのです。そこで僕は道具を机の上に置き、「お帰り」と父に声をかけて階段を上っていきました。ところが、驚いたことに父はそこにいませんでした。そして地階に通じる扉は閉まっていました。
父は一階から声をかけたのかもしれないと思い、家の中を探し回ったのですが、どこにも見当たりませんでした。正面の窓から外を見たら、私道に停められた車から父が出てきて、玄関に向かって歩いてくるのが見えました。
息子の危険を察知した母親
何年か前のことです。私の父と、祖母、そして私は自宅の台所でおしゃべりをしていました。その時、叔父は休暇旅行に出ていました。祖母は料理をしており、手に包丁を持っていました。そんな中、父が話をしていた時、突然祖母は包丁を調理台の上に落とし、自分の身を投げ出して、向かい側の壁に背中をつけ、激しく呼吸し始めました。祖母の顔は恐怖でひきつっていました。
やがて祖母は落ち着きを取り戻し、「あの子（私の叔父）に何かが起こった」と言いました。それはとても奇妙なできごとで、みんながショックを受けました。
二、三日後、叔父が休暇旅行から帰ってきたので、台所で起きたできごとを伝えたら、ちょうど祖母がパニックに陥ったころ、休暇中の山中で危険な事故が起きたことを確認しました。
ハイキングをしていた時、大岩がゆるみ、上から落ちてきたというのです。そこで叔父は向かい側の岩壁に身を投げ出して、背中を岩壁につけ、難を逃れました。叔父の母親（私の祖母）は息子とまったく同じ行動をとり、息子が感じた危険を追体験したのです。
父はこの話から大きな衝撃を受け、家族の間にある種の精神的なつながりがあるのではないかと思うようになりました。
