これはアメリカの男性・ダコタさんの体験談です。

ディズニーランドでデートしていた時、不思議なできごとが……

2013年のことです。当時、僕は高校三年生で、高校生活も残すところあと2、3か月に迫っていました。

そのころ、僕は女の子とつきあっていたのですが、二人ともディズニーランドの年間パスを持っていました。少なくとも二、三週間に一回の割合でディズニーランドに足を運びました。というのも、僕たちの間にはあまり共通点がなく、唯一の共通点といったら、ディズニーが大好きだということだけだったからです。

ちなみに、彼女と僕は名前が同じで、二人ともダコタと言います。

卒業式を二カ月後に控えたある日、僕は彼女と一緒に、またディズニーランドに行きました。彼女はディズニーランドの店で革製のブレスレットを買う予定にしていました。そのブレスレットに僕たちのニックネームを彫り込んでもらおうと思ったのです(それはカップルがよくやることです)。

僕たちは好みの色のブレスレットを選び、レジ係 兼 彫刻師のところに向かいました。そうしたら、彼の名前もダコタであることが判明しました(胸元に留められた名札にそう記されていたのです)。

彼女は、その男性を見て、「この人、年をとったあなたみたいね」とコメントしました。僕はそのコメントに同意しませんでした。というのも、彼女が彼のことを魅力的だと暗にほのめかしたような気がして、ちょっと嫉妬したからです。

その男性は、僕が名札を不思議そうな表情で見ているのを察知し、「君の名前もダコタなの?」と問いました。僕が答える前に、彼は急いで「これは単なる冗談だけど、僕は未来の君なんだ!」と言いました。

そう言われてみると、彼の顔や声は僕に似ているような気がしました。「じゃあ、その証拠を見せて」と言ったら、彼は三つの予言をしました。

ガールフレンドと僕は間もなく別れる。
僕のお気に入りのテレビ番組は『ドクター・フー』になる。
大学で専攻した科目が気に入らなくなる。

彼女はムッとした表情になり、「私たちが別れるってどういうこと? なんか気まずくなっちゃったじゃない。私たちは結婚するつもりなのよ」と抵抗しました。彼はクスクス笑い、「まあ、様子を見ていて」といたずらっぽく言いました。僕たちは買い物を済ませ、残りの時間を楽しみました。

その後、僕たちの関係は6〜7週間続き、卒業式の数日前に別れることになりました。それ以外の予言もすべて実現しました。現在、何人かの友達がディズニーランドで働いており、僕に「一緒に働かないか」と誘いをかけています。でも、応募するのがちょっと怖いです。というのも、自分自身に会うことになるかもしれませんから。

それと、上記の予言のほかに、彼がもう一つ予言をしていたことが明らかになりました。これは元ガールフレンドに携帯でメールを送った結果、分かったことです。僕はすっかり忘れていました。彼女の話によると、その男性は、将来僕が「アシュリー」という名の女性とつきあうことになる、と言ったらしいのです。実際、僕は今、アシュリーという名の女性とつきあっています。奇妙な話ですよね?

・大変興味深い話だとは思います。これは何?パラレルワールド?とか想像しますが一番不自然なことは、いくら年を取ったからと言って「自分自信を瞬時に認識できないことなどあるんだろうか?」と言う疑問です。「話のつじつまとしては合っている」とは思うのですが、誰も未来の自分と対面しているなどとは到底考えもしないでしょうから。

syunさん(2017年2月4日)

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