マダガスカル

2005年のことです。私はガールスカウトの仲間たちと、公開されたばかりの映画『マダガスカル』を見にいきました。映画館に行くのは、これが初めてのことだったので、ワクワク楽しみにしていました。

友達と座席につき、映画が始まりました。始まってすぐ、「あ、これ見たことある」と思いました。それで、キャラクターの名前や、これからどんな展開になるのかを友達に教えました。

そんな中、付き添いの女性が私の母のところに足を運び、「二度も同じ映画を見せるなんて、甘やかしすぎよ」と文句を言いました。母は「あの娘が映画館で映画を見るのは、これが初めてのことなんですよ」と応えました。

映画が終わり、私は母の運転する車に乗って自宅に向かいました。車内で母から「あれは一体どういうこと?」と聞かれたので、私は「あー、あの映画なら一年前にテレビで見たの」と応えました。前に住んでいた家で、テレビの前に座ってこの映画を見たことを覚えていたのです。

母は「あの映画館では新しい作品しか上映しないのよ」と言いました。その時は特に気に留めなかったのですが、最近、マンデラ・エフェクトの話を聞き、このできごとを思い出したんです。私と同じような体験をしている人はほかにもいるのでしょうか?

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消え失せた朝食シリアル

ある朝、朝食をとるために、ガラス製のボウルを取り出し、カウンターの上に置きました。冷蔵庫の上に置いてあった朝食シリアルの箱を取り上げ、適量をボウルに入れました。その時、シリアルを少しカウンターの上にこぼしてしまいました。

牛乳を持ってくるのを忘れたので、シリアルの箱をボウルの横に置き、冷蔵庫から牛乳を取り出し、ボウルを置いてあるところに戻って、牛乳を注ぎ始めました。その時、ハタと気づきました。ボウルの中にシリアルが入っていなかったのです!

家族がシリアルの入ったボウルを取り上げ、その代わりに空のボウルを置いて、台所から出ていったわけではありません。その時、家族は居間にいました。それに、我が家の台所は小さいので、誰かが入ってきたら、すぐに気づくはずなのです。

奇妙なことに、こぼしたシリアルは、まだカウンターの上に残っていました。シリアルの袋を見てみたら、量が減っていました。だったら、私のシリアルはどこに行ってしまったのでしょう?

台所の中を隅から隅まで調べたのですが、消えたシリアルは見つかりませんでした。ボウルにシリアルを入れたことは間違いありません。だからこそ、シリアルにかけるための牛乳が必要になったのです。


奇妙な井戸

実家の裏にある無名な山ですが、奥深くに古ぼけた井戸があります。子供の頃に井戸の中を覗いたことがあり、その時に不思議な現象が起こったという記憶があります。

真昼間に井戸に首を入れ、奥深くを覗いたのですが特に何も無く、それから、井戸から首を出し、周りを見廻すと、真夜中に変わっていたのです。

今、思い出すと、そのような記憶しか残っていませんが、その後、最近になって、その井戸のことについて調べてみたのですが、その井戸は古くから、「丑光井戸」として祭られており、夜になっても井戸の中は昼間の様に明るくなるという言い伝えがあり、それに関係があるのかもと思った次第です。

出典:http://hobby2.2ch.net/test/read.cgi/occult/1039622601/


空気銃で撃たれる夢

これは私が13歳の時に起きたできごとです。

夢の中で学校が終わり、私は徒歩で帰途についていました。その時、脚に何かが当たったので、顔を上げたら、赤い車がスピードを上げて走り去っていきました。

夢から覚めた私は「変な夢を見た」と思っただけで、特に気に留めることはありませんでした。

その翌日、下校中に、赤い車に乗った人が空気銃を撃ち、私の脚に弾が当たりました。その後、車はスピードを上げて走り去りました。

前夜に夢で見たことが現実化したので、私はかなり動揺しました。


もう一度だけ、お父さんと、土曜日に

僕が6歳の時、ある土曜日に、いつも通り父と公園で野球の練習をしました。

父も僕も野球が大好きだったのです。特にこの日は楽しい時を過ごしました。やめたくなかったです。

バッティングの練習のあと、地元の食堂に行って昼食をとりました。ハンバーガーとジャガイモの唐揚げを注文したことを覚えています。唐揚げにつけるためのケチャップを皿の上に絞りだしました。

食事の途中に、ふざけてテーブルの上にうつ伏せ、Tシャツにケチャップがついてしまいました。父も僕もそのことを笑い飛ばしました。父は「ナプキンでケチャップをふき取りなさい。家に帰ったら着替えなくちゃいけないな」と言いました。

そこでふと我に返りました。僕は18歳で、父の葬式に参列していたのです。父はヘビースモーカーで、10代のころから一日に二箱のタバコを吸っていたので、肺がんにかかってしまったのです。

僕は当惑しました。葬式に行くまでの過程はちゃんと覚えていたのですが、途中でトランス状態に陥ってしまったようです。でも、現実にそこにいるような感じでした。子供時代に戻り、本当に食事を味わったかのようでした。

最も不思議だったのは、ふと下を見た時です。シャツにケチャップの乾いたシミがついていたのです。

このできごとを思い出すたび、いまだに背筋が寒くなります。最後にもう一度だけ、父と土曜日を過ごすチャンスを与えられたのだと思っています。

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