

19世紀にタイムスリップ
これはアメリカ・ミシガン州に在住の女性・レズリーさんの体験談です。数年前、私はとあるマンションに住んでいました。
飲み物をとってくるために居間から台所に向かったのですが、台所に行くには寝室の横を通る必要がありました。
寝室の横を通り過ぎる際、自分の寝室に目をやったら、私の目に映ったのは別の時代の寝室でした。
1800年代の寝室のように見えたんです。昔の農夫がはいていたような長靴がベッドの下にきちんと押し込まれていました。水差しと洗面器、そして古めかしいベッドと昔風の寝具が見られました。部屋全体が1800年代の寝室のように見えました。
チラッと見ただけなのですが、まるで私がこの光景を見られるように、時間の経過がゆっくりになったかのように感じられました。
正夢
何年も会っていない大おじと電話で話をする夢を見た。それからしばらくして大おじが本当に電話をかけてきた。夢の中で話したのと同じ案件について話をしたいと! あの時は本当にゾッとしたよ。
大おじには何人かの子供がいたのだが、どの子も18歳になった時、父親を捨てて家を出ていった。フェイスブックでつながることさえ拒否したんだ。今や大おじは80台で癌にかかり、余命いくばくもなくなった。そうしたら子供たちは手のひらを返したように父親にチヤホヤするようになった。でも、大おじは全財産を僕にくれるということだった。
牛乳はどこから?
数日の間、このできごとが気になって仕方がありません。ある日のこと、我が家の冷蔵庫の中身が少なくなりました。中に入っていたものは、バター、パン半分、調味料、一袋のレタスだけ。牛乳は切らしていました。
その日の晩に、夕食の支度にとりかかり、バターを取り出そうとして冷蔵庫を開けたら、そこに1ガロン(約4リットル)容器に入った牛乳があったのです。牛乳は三分の一ほど消費されていました。私は「誰が買ってきたの?」と尋ねながら、牛乳を料理に使いました。
夫と私は、最年長の息子が買ってきたのだろうと結論づけ、それで一件落着になりました。ところが、後で分かったことなのですが、息子はその牛乳を買ってこなかったのです。
さらに奇妙なことは、誰も三分の一の牛乳を飲まなかったということです。変な味はしなかったのですが、気味が悪かったので残りの牛乳は捨ててしまいました。
どのようにして牛乳が我が家の冷蔵庫に入ったのか見当もつきません。本当に不気味です!
プレキシガラス
我が家の車庫にプレキシガラス(アクリルガラスの一種。軽量で加工がしやすく、割れにくい)が放置されていました。家を改装した際の余り物です。数週間前に私の両親が訪ねてきたので、夫と私はこのガラスを父に進呈しました。もはや私たちに用途はなかったからです。
両親が帰ってから、夫が車庫に行ったら、例のガラスが壁に立てかけられていました。父が置き忘れたのだろうと思い、しまっておきました。
ところが今日、夫がこのガラスを探しにいったら、しまったところにありませんでした。
数時間にわたり探し回った後、夫は私の父に電話を入れました。父の話によると、ガラスはちゃんと持ち帰り、自家用車内の後部に置いてあるとのこと。
両親が発った翌日に、夫も私もこのガラスが車庫内にあるのを確かに見たのです。今やそれは5000キロメートル離れた両親の家にあります!
同時に二か所に存在した友達
これはアメリカの男性・ダニー・ヒースさんの体験談です。僕が6歳か7歳だったころ、店から自宅に向かって自転車を走らせていました。
その途中で、部分的に崩壊した建物のそばを通りました。通り過ぎようとした時、親友が二階の窓からひょっこり顔を出し、「やあ」と声をかけました。その窓にはガラスがはめられていませんでした。僕は手を振って挨拶し、家路を急ぎました。
数分後に自宅に到着し、居間に入ったら、そこにいたのは数分前に僕に声をかけた例の友達だったのです!
僕は何も言わずに泣きながら母の元に走っていきました。僕は幽霊を見たのです。というか、まだその人が生きているのなら幽霊とは言えないのでしょうか?
しばらくしてから落ち着いた僕は、なぜ泣いたのかを説明し、友達はひどくビクつきました。多分彼は自分が死ぬのではないかと思ったのでしょう。結局、彼はそれから35年後に亡くなりました。このできごとを一時たりとも忘れたことはありません。