三本の傘

昨日、私は引っ越しをして母の家に戻ってきました。

その夜、自分の部屋で荷をほどいたのですが、荷物の中に三本の傘がありました。二本は青色で、もう一本は茶色。三本の傘は他の荷物と一緒に床の上に放置しておきました。

普通、私の愛犬は一晩中ぐっすり眠るのですが、昨夜はどういうわけか妙に落ち着きがなく、一晩中起きていました。座って宙を見つめていたんです。犬の吠え声によって二、三度目を覚ましました。

今朝目覚めたら、三本の傘はすべて青色になっていました! 茶色の傘が青になってしまったのです!

今、すごく動揺しています。ひょっとして私は並行世界に移ってしまったのでしょうか……?


未来予知能力

僕は時々予知夢を見ます。予知夢というより心にイメージが浮かぶという感じ。朝起きる前に見たイメージを、その日のうちか、2、3日後に見ることになるのです。

普通、それは特定の角度から僕の目で見たイメージになのですが、もっと変なものを見ることもあります。

先週、自分自身が見知らぬ女性と話をしているイメージを見ました。それからどうなったと思いますか? その女性と友達になったんです。

大概の場合、イメージを見たことを忘れてしまうのですが、後で実際にそれを見て思い出すんです。


強風の日のできごと

この前、外出中に二人の女性が交わしていた会話を立ち聞きしました。一人は年老いた母親で、もう一人は成人した娘でした。

娘:「今日みたいに風が強い日は、あの日のできごとを思い出すの。あの日も強風だったので、柱が倒れてワンコに当たり、死んじゃったよね。」

母:「お前がそのことを覚えているはずはない。」

娘:「覚えてるよ。幼い男の子がワンコと庭で遊んでいた時、柱が倒れ、男の子に当たるかと思ったらワンちゃんに当たっちゃって。このできごとは起きなかったの?」

母:「起きたよ。でもその時、お前は私のお腹の中にいたんだよ。」


幼児のころの自分に会った

これは10年前に起きたできごとです。当時、僕は11歳でした。

僕は食料品店の冷凍食品のコーナーにいました。冷凍庫の扉を開けてアイスクリームを取り出そうとした時、ガラスの扉を通して、通路の端に自分自身がいることに気づきました。

その子は4歳のころの自分自身だったのです。昔、母が撮った写真の中に4歳のころの僕が映っている写真がありました。その写真の中で、僕はその子とまったく同じ服を身に着け、同じ髪型をしていたのです。

30秒ほどじっと見つめ合っていたのですが、幼児の「ボク」はクスクス笑い、手を振って走り去っていきました。


ベトナムで見た不思議な光景

80年代に私が勤めていた会社の同僚は退役軍人で、ベトナムに駐在していました。彼は仏教の団体に属していました。ある日、なぜ彼が仏教に帰依することになったのかを教えてもらいました。

彼が配属された分隊の使命は、ベトナムの小さな村の安全を守ることでした。

ある日、村人たちが米兵士たちに「上からの命令に背いて一時的に村から出ていってほしい」と嘆願しました。というのも、村に死者が出たので、外部者がいないところで葬式を行いたかったからです。

結局、分隊は村人たちの頼みに応じたのですが、私の元同僚は好奇心を抑えきれず、村に戻って物陰から葬式の模様を覗き見たといいます。

村人たちは野外で焚火を囲んでいました。村長は火に最も近いところに座っていました。やがて村長はゆっくりと空中に浮かび、浮遊しながら焚火の周りを回り始めました! 彼は手を振りながら焚火の周りを数度回ったといいます。

これに感化された元同僚は、アメリカに帰国してから仏教の団体を見つけ、勉強を始めたのです。

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