

交通事故の予知夢
私が子供だった時のこと。母の運転する車に乗って買い物に出かけました。私は助手席に座っていました。店の近くの交差点に入った時、母が急ブレーキを踏んで叫び声を上げました。顔を上げたら、赤の SUV(スポーツ用多目的車)が赤信号を無視して、私たちの車に向かって突進してきました!
次に覚えていることは、助手席で目を開けたことです。私は冷や汗をかき、ガタガタ震えていました。その時、私たちは夢で見たのと同じ交差点を通過していました。でも、あたりに他の車は一台もありませんでした。
母の話によると、私はドライブの間ずっと眠っていたとのこと。「悪い夢でも見たんでしょ」と母は言いました。
それから数週間後、私たちはまた同じ店に向かって車を走らせていました。例の交差点にさしかかった時、私たちの前には銀色のセダン車が走っていました。
その時、お腹がムカムカしたので、「ママ、気をつけて!」と叫び、母は急ブレーキを踏みました。
次の瞬間、夢で見たのと同じ赤の SUV が赤信号を無視して突進してきて、前行車の側面に激突しました!
奇妙な夢が現実に
僕は交通渋滞を避けるために早朝出勤をしています。なので、職場についたら始業時間まで車の中で仮眠をとるようにしています。というわけで、車内でまどろんでいる時、変な発明のアイデアがひらめきました。衣類の乾燥機に電子レンジを取れ入れることで、乾燥時間を短縮するというものです。
でも、金属のジッパーがついた服を電子レンジにかけるのはまずい、ということに気づきました。それで、電子レンジに湿った靴下か何かを入れて、本当に乾くかどうか実験すればいいと思いました。
それから3時間後。同僚と喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、普段はまず話をすることのない女性の同僚がやってきて、職場で起きたおかしなできごとについておしゃべりを始めました。
男性の同僚(78歳ごろ)が電子レンジで靴下を乾かそうとしているところを見つかったというのです!
何と奇妙なことでしょう! 風変わりな夢が現実化したのですから。本当に奇妙です。
謎の救済者
私が6歳から8歳の時のことです。私は浴室のカウンターによじ登り、壁に取り付けられた戸棚の上部に手を伸ばしていました。戸棚の上に置いてあるモノを手に取ろうとしたのです。戸棚は高いところに取り付けられていたので、つま先立ちにならなければなりませんでした。
目的のモノを手に取った次の瞬間、私は足を滑らせました。つかむものがなかったので、自分の体が後ろ向きに倒れていくのを食い止めることはできませんでした。
45度ぐらいまで倒れた時、自分の背中が押されるのを感じました。そして私はゆっくりと押し上げられ、カウンターの上で直立することができました。
こうして私は安全にカウンターから降りることができたのです。もし床に落ちていたら、大きな怪我を負ったことは疑いがありません。
あの日、いったい誰が私を救ってくれたのでしょう……?
公園に自分の眼鏡が落ちていた
ブランドも、フレームのデザインも、レンズの度数も、すべて同じだったのです。でも、私はめったに眼鏡をかけないんです。どうして自分の眼鏡が公園に行きついたのか分かりませんでした。その眼鏡は泥まみれになっており、レンズには水の跡がついていました。しばらくそこに落ちていたようです。以前、公園を散歩していた時に、ポケットかカバンに入れておいた眼鏡が落ちたのかもしれないと思い、それを持ち帰りました。ところが、私の眼鏡は浴室の引き出しの中にちゃんと入っていたのです。それで私は、奇妙な偶然の一致ということで片づけることにしました。
両親にこのことを話し、二人に眼鏡を見せようと思って取りに行ったら……眼鏡は一つしかありませんでした! 公園で拾った眼鏡は消え失せていたのです!
白黒テレビがカラーに!
これはアメリカ・イリノイ州に在住の男性・ウェインさんの体験談です。これは60年代に起きたできごとです。当時、毎週金曜日の夜に、2軒先に住んでいた祖父母の家を訪ねるのが習慣になっていました。
ある夜、祖母と、大おばと、母がビンゴで遊ぶことになったので、僕は祖父と一緒にテレビを見ることにしました。
僕は床に寝そべり、その後ろで祖父がソファに座って、ホームコメディを見ました。60年代のことですから、それは白黒テレビでした。
ドラマが中盤にさしかかり、登場人物たちは競馬場を訪れました。レースが始まったとたん、突然映像が白黒からカラーになったのです! レースが終わったら白黒に戻りました。
驚いて振り返ったら、祖父が「お前も見たんだな?」と。なぜそんなことになったのか、僕たちは答えを出すことができませんでした。
その後、僕はラジオ・テレビに関する電子工学の学位をとったのですが、それでもこの謎を解くことができません!