

時を超えた AirPods
およそ1年前のこと。プレゼントとして Apple AirPods(完全ワイヤレスイヤホン)をもらいました。毎日のように使って楽しみました。
Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A
ある日のこと、イヤホンを耳に入れたまま、自分の寝室で愛犬とバカ騒ぎをしていた時、右の耳に入れていたイヤホンが落ちてしまいました。寝室の床は板張りで、イヤホンはプラスチック製なので、床に落ちたら音がするはずなのです。
でも音は立ちませんでした。ベッドやテーブルの下など、ありとあらゆる場所を探したのですが、イヤホンは見つかりません。その時、寝室の扉は閉じていたのですが、念のために隣室の床も見てみました。ひょっとしたら、扉の下の隙間から隣室に転がっていったのかもしれないと思ったのです。
しかし、イヤホンはどこにもありませんでした。まるで僕の耳から落ちて、床に当たる前に消え去ったかのようでした。
それから一年後。僕は自室のベッドに横たわり、携帯をいじっていました。その時突然、何かが床に落ちる音が聞こえました。
起き上がって床に目をやったら、そこには一年前になくした右耳用の AirPods がありました。1年の間イヤホンが家具か何かの上に載っていて、突然それが落ちたというようなことはあり得ません。そんな家具はないのです。唯一考えられるのは天井扇風機ですが、それは床上5メートルのところにあるので、イヤホンが飛びあがって扇風機の上に落ちるというようなことは考えられません。
それに、イヤホンが落ちたところは、一年前に犬と遊んでいた場所だったのです。イヤホンを取り戻せたことはうれしいのですが、何がどうなっているのか、さっぱり分かりません。
突如として巨大な建物が出現!
昔、僕は妹と連れ立って夜に散歩することを習慣にしていました。地元の食料品店までの長い距離を歩いていく途中で、丘から眼下を見下ろすと、そこには暗闇が広がっていました。その暗闇の中からウシガエルの鳴き声が聞こえてきて、不気味な気持ちになったものです。
ある日、妹と変な会話を交わしました。「この丘をずっと登っていったら、どうなると思う?」と妹から問われた僕はこんな冗談交じりの答えを返しました。「そこは世界の終わりなんだ。無の世界につれていかれるだろう」と。
この会話を交わしたのは1、2か月前のことになります。でも今日、その丘を上っていったら……何とそこに巨大なビルが建っていたのです!!! これだけ大きな建物を1、2か月の間に建設することは絶対に不可能でした。
実を言うと、妹は毎日この道を歩いて職場に通っているのです。妹はこのあたりで建設工事は行われていなかったと明言していました。
これは僕が個人的に体験したできごとの中で最も奇妙なものです。
新作映画が公開された年から3年前にその映画を見た
レオナルド・ディカプリオ主演の映画『シャッター アイランド』は2010年に公開されたのですが、その年から3年前にこの映画を見た記憶があります。みんなが「新作映画」だと話していたので、混乱しまくりました。再上映なのだとばかり思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
2007年に映画館に足を運び、確かにこの映画を見たのです。映画の中で登場人物たちが交わした会話もいくつか覚えていました。
今日に至るまで、どうしてこのようなことが起きたのか理解できないでいます。
シャッターアイランド スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
個人的マンデラ・エフェクト
私はこの種のことについて懐疑的なのですが、この体験をして以来、超常現象をマジで信じるようになりました。ある夏のこと、私は父、いとこ、兄弟姉妹と連れ立って小島にキャンプ旅行に出かけました。
旅の荷をほどき、食事をとってから、みんなしてポータブル DVD プレーヤーで映画を見ることにしました。この映画の題名はどうしても思い出せないのですが、筋などは覚えています。映画鑑賞後、私たちは眠りにつきました。
それから約一年後、その時の面々がそろって買い物に出かけました。ある店で映画を買うことに全員が同意したのですが、ご推察のとおり、その映画はキャンプ場ですでに鑑賞したものだったのです。
私は「その映画ならみんなで見た」と説得しようとしたのですが、彼らは聞く耳を持ちませんでした。それどころか、「島でキャンプをしたことなど一度もない」とまで言い出したのです!
私は超ビビりました。というのも、島に行って一週間をそこで過ごしたことを鮮明に覚えていたからです。
奇妙な予知夢
これはアメリカの男性・ローガンさんの体験談です。先日、アメリカで911番の救急電話番号(救急車を呼ぶ時の電話番号で、日本では119番に相当)が故障するという異常事態が発生しました。
その前夜、私らしくもない鮮明な夢を見ました。夢の中で、見知らぬ女性がバスにはねられ、バスが走り去ったのです。
現場にいたのは私一人だけだったので、911番に電話して助けを求めようとしたのですが、つながりません。911番が故障していることは分かっていたのですが、念のために電話してみたのです。しかし、エラーメッセージが流れただけでした。
私は携帯を操作して地元の警察の電話番号を探そうとしたのですが、見つかりません。結局、通りがかった人が911番ではない番号に電話を入れ、救急車を呼ぶことができました。救急車は女性を乗せて走り去りました。彼女が命を取り留めたかどうかは知ることができませんでした。
夢から目覚めた時、私は二日酔い気味でした。というのも、前夜にクリスマスパーティーがあったからです。この日、私は妻と一緒に、私の母の家に滞在していました。3人が顔を合わせたとたん、妻も母も救急電話番号の故障について話し始めました。私が夢の話をしたら、二人とも驚いていましたが、私の話を信じたのかどうかは定かではありません。