この世はコンピューターのシミュレーションなのか?

私が中学3年生だった時の英語の先生はとても変な人でした。立ち居振る舞いが普通の人とは違っていたのです。でも、その先生は人づきあいのよくない人だったので、特に気にするようなことはありませんでした。

ある日、その先生の授業を受けていた時、教壇の上の天井に鉛筆がくっついていることに気づきました。きっといたずら者の生徒が授業中に鉛筆を天井に向かって投げ、くっついたのでしょう。

そのことを指摘したら、先生は別の教室に行って脚立をもってきました。先生が脚立を上り始めた時、その動きがなめらかではないことに気づきました。カクカクしているというか、途切れ途切れの動きだったのです。

先生が天井に手を伸ばして鉛筆をとろうとした時、手が天井を突き抜けました! といっても天井を突き破ったということではなく、手がスーッと通り抜けたかのようでした。鉛筆を手にとった後、先生の動きは普通の状態に戻りました。

私は自分の目がおかしくなったのだと思ったのですが、後ろを振り返ったら、友達が「信じられない」と言いたげな面持ちだったのです。

その日のお昼休みに友達と昼食をとりながら、私たちが同じ体験をしたことを確認しました。この世はコンピュータのシミュレーションだという説がありますが、この体験はその説を裏付けているような気がしてなりません。


盗まれた指輪

最近、友達の父親が亡くなりました。その直後、友達の家に泥棒が入り、母親の結婚指輪が盗まれました。

母親は悲しみに打ちひしがれ、親しい人々にこんな話をよくしていました。「指輪さえ返してくれれば、怒ることもないし、告発することもないだろう」と。彼女はとにかく結婚指輪を取り戻したかったのです。

それから2、3カ月後に、母親の化粧台の上に指輪が置かれていました。


産婦人科で体験した奇妙な偶然

これはあるアメリカ人男性の体験談です。

最近、妻が女の子を身ごもったのですが、出血に関する問題が生じたので、出産前に二人して産婦人科を訪れることにしました。

妻と僕は診察室に通されました。まず看護師さんが症状について問診を行い、その後、医師が診察するという手順になっていました。

ところで、子供の名前を中々決められなかったのですが、女の子だということが分かった時点で妻と合意に達しました。「アリス」と名づけることにしたのです。

そんな中、女性の看護師さんがやってきました。彼女の名札には「アリス」と記されていました。看護師さんが自己紹介をしたので、僕の名前を告げたら、彼女は「あら、それって父と同じ名前よ。」

僕は「すごい偶然だね」と言いたげな面持ちで妻と顔を見合わせました。ちなみに僕の名前はあまり一般的なものではありません。

ひょっとして娘は将来、看護師になるのでしょうか?


三つ目の戸棚

私が今の家に住むようになってから、およそ10か月が経ちました。我が家の台所は狭く、収納スペースは限られています。

引っ越してからというもの、台所に行かなかった日はありません。調理台の下には三つの戸棚がありました。真ん中の戸棚には瀬戸物や陶器類が入れてあり、その左の戸棚には文房具類が入れてありました。右側にもう一つ戸棚があり、その隣に冷蔵庫がありました。

二か月ほど前に台所に行ったら、調理台の下に戸棚が二つしかありませんでした。三つ目の戸棚に何が入れてあったのか、どうしても思い出せないのですが、きちんと整理され、使い勝手がよかったことを覚えています。

私は19歳の女性なのですが、自分に精神障害があるとは思っていません。こんな奇妙なできごとを体験したのはこれが初めてのことです。でも、8か月の間、三つ目の戸棚があったことを確信しています。私の頭はおかしくなっているのでしょうか?


季節が夏から冬に急変!

数年前、私は車を所有していなかったので、毎日徒歩で通勤をしていました。自宅と会社の間の距離は3キロ程度。午後11時ごろに会社が引けるのが普通でした。

7月半ばのこと。この夜、私は裏道を歩いて帰ることにしました。気分を変えるために裏道を歩くことが時々あったのです。裏道は幹線道路よりも距離が長いので、時間が余分にかかったのですが。

道の半ばを過ぎたころ、裏道に来たことを後悔するようになりました。夜中とはいえ、気温が高めだったので、暑くなってきたのです。

そんな思いを抱いた次の瞬間、奇妙なことが起きました。突然、気温が下がり、寒くなったのです! 私はショックを受けました。足元の道路を見たら、そこには半溶けの雪がありました。

それまで真っ暗だった夏の夜空は、日没後の冬の空を思わせるダークグレー(濃い灰色)に変わっていました。それはあり得ないことでした。私が住んでいたところは天気が変わりやすかったのですが、これほど劇的に変わることはありませんでした。

何がどうなっているのか、どのように対処したらいいのか分からなかったので、私は歩き続けました。曲がり角に向かって歩を進める中、私の足はどんどん冷たく湿っていきました。

そして角を曲がり、次の通りに足を踏み入れた瞬間、明るめだった空が暗くなり、寒さや雪のぬかるみは消滅しました。そして気温は30度に戻りました。

長いこと私は自分の頭がおかしくなったのだと思っていました。でも、みなさんの不思議体験談を読んで、こんなこともあるのかもしれないと思うようになった次第です。

・時間って不思議ですね。私もよく時間がゆっくり進む日があったり、1時間くらい巻き戻ったりすることがあります。気のせいかもしれないと思い直すのですが本当だったのかもしれませんね。その方が夢があります。

こおろぎさん(2019年3月3日)

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