

神楽の音色
高校生の頃、田舎の山の中に住んでる親戚の家におジジとおババと一緒にいった。
私はエンジンの止まった車の中で待ってたんだけど、その時どこからともなく音楽が聞こえてきました。なんとその音楽が日本古来の神楽の音色(曲)で、おジジとおババが帰ってくるまでずっと鳴ってた。
不思議なのは、どこから音が聞こえてくるのかが全くわからなかった事。閉め切った車の中だったけどハッキリクリアに聞こえた。
あとで何かの本で読んだんだけど、山の神様が来る(降りる?)時に神楽の音が聞こえるらしい。
泥まみれ
これはアメリカの女性・ローレンさんの体験談です。
昨年の10月、パーティーに出席したのですが、誰かが警察に電話をかけたので、会場から出ていかなくてはならない羽目になりました。
とりあえず何人かの友達(6人ほどいました)と近くの公園に行ったのですが、その時にうっかり足をすべらせ、泥の中に倒れてしまいました。頭からつま先まで泥まみれ! みんな私の姿に大笑い。私は自分の靴を眺めながらムッとしていました。というのも、その靴は買ったばかりだったからです。
その後、友達の家に行くことになりました。それまで行ったことのない家だったので、礼儀正しくふるまってご両親に好印象を与えなければいけないと思いました。
家に到着した私は友達の両親の前に進み出て、こう言いました。「お宅には入れません。泥まみれなのでお宅を汚したくないんです」と。
ご両親に泥を見せようと下を見たら……何と服も靴もぜんぜん汚れていないではありませんか! 泥はすっかり消えていたのです。
私だけでなく、一緒にいた友達も混乱しまくりました。泥がどこに消えたのか、答えは分からずじまいです。
神隠し
小学生の時、友達が神隠しにあった。
神社の境内で友達とあと三人と遊んでて、夕方になったから階段を下りたら、なぜか今いた神社の境内があって、目の前に階段があったって。
で、振り返ると今下りてきたはずの階段が無い。変だなと思いながら階段を下りると、また境内があった。もう1回階段を下りたけど、やっぱり境内があったから、仕方がなく、あきらめて夜を明かした。
明るくなったんで階段を下りようとしたら、階段の下にパトカーがきてて「3日前に捜索願が出てる」って言われてビックリしたって。
つまり一晩過ごしただけかと思ったら、階段を下りた数だけ日にちが経ってたってこと。
屋久島
屋久島に人が消えるスポットがあるらしい。
人から聞いた話で場所の詳細はよく分からないんだけど、前に人が山の中で消えてるらしい。山中捜索されたらしいんだけど見つからなくて、数日後に山から本人が出てきたんだけど、本人曰く歩いても歩いてもずーっと木だけが続いてたみたいで、道にも出れなかったらしい。しかも迷ってる間ずっと明るかったから、山を下りた時に数日もたってる事にビックリしたらしい。
屋久島行きたかったけど、この話聞いて屋久島行くのが怖くなった…
因みに屋久島の消えるスポットは、ちょうど神様のエネルギーがない所にあって、要は守りが入ってないから起こるみたい。あと異次元に行くと本当は一生出てこれないし、ひたすら同じ所だけをぐるぐる回り続けるらしい。
出典:時空の歪み Part 12
深夜のたった一人の交通警備員
これは日本のゆるさんの体験談です。
これは15年ほど前の体験です。
その日、真冬の12月の深夜3:10頃、島根県のある街から広島方面に4tトラックで移動していました。1時間も走っているのですが、後続車もおらず、対向車も全くいません。雪は降っておらず積雪もなかったのですが、気温はマイナス1度と表示されていました。
中国山地のある峠を越えるのですが、そこは対面通行のトンネルでトンネルを出ると左に大きく曲がる長い下り坂で片側2車線道路になり、路肩もありました。
トンネルを出ると右の車線に工事中の赤い電灯が見えました。左車線に寄って減速していたのですが、右の工事エリアの前に赤い誘導棒が揺れています。よく高速道路で見かける誘導ロボットかと思ったのですが、近づくと人でした。
こんなに全く車が通らないのに、こんな時間に誘導してるので不思議でした。誘導棒を上側に左右に振ってしたので、止まれの合図だと思いその人の前でトラックを止めました。左の路肩には工事車両が止まっていましたが、人は全くいません。その男は、帽子と警備員の制服は、着てましたが、反射ジャケットも防寒服もヘルメットもつけていませんでした。
私は「何かあったんですか?」と聞いたのですが、目も合わせず顔をも向けず路肩の方を向いたまま全く姿勢も変えず、誘導棒を振っていました。私は、直感しました。この人は、生きてないと。死んでいることに気づいてないと。
私は、すぐにトラックを発進させました。別に怖くはなかったのですが忘れられない不思議な体験です。