私が見た未来』は元漫画家、たつき涼(りょう)さんの漫画作品です。本作にはたつきさんが実体験した正夢の数々が描かれています。その中で最も大きく扱われているのが大津波に関する夢。

本著は1996年に発売されたのですが、出版当時はあまり注目を集めませんでした。しかし、2011年3月に東日本大震災が発生して以来、がぜん注目を集めるようになりました。なぜなら、表紙にこんな予言が記されていたからです。「大災害は2011年3月」。

かくして『私が見た未来』は「東日本大震災を予言した書」として大きな話題を巻き起こしました。しかし当時この作品は廃刊になっていたので、中古本に高額のプレミアがつけられて売られるようになり、一時はなんと14万円で取引されていたこともあるといいます。さらには、たつきさんになりすました女性が出現、マスコミに出演してインタビューに応じるようになるという、とんでもない事態に発展しました。これらの混乱を収拾するために、今回新たにたつきさんの解説文が加えられ、『私が見た未来 完全版』として再発売されるに至りました。そして今、この作品はベストセラーになっています。

東日本大震災を予言した話題の書『私が見た未来』をディープにレビュー!

初刊が発売されてから35年の時を経て『私が見た未来』は完全版として再発刊され、ベストセラーになりました。筆者もこの作品を購入し、一読したのですが、時系列が意外に複雑で、一回読んだだけでは全貌を把握できませんでした。二度、三度と読み返して初めて、その内容を理解できるようになった次第。

完全版が世に出るまで、『私が見た未来』には一つの大きな謎がつきまとっていたように思います。それは、この作品の中で最も大きく扱われている「大津波の夢」がどの災害を表したものであるのか、ということ。無理からぬことながら、多くの読者が「大津波の夢」と東日本大震災を紐づけたようです。しかし、それが誤解であることが完全版の中で著者によって明らかにされました。というわけで、この夢に関する一部始終を時系列に従って以下の通りまとめてみました。


1975年:『月刊プリンセス』7月号に『郷ひろみ物語』が掲載され、たつき涼さんが漫画家デビュー

1976年:漫画のネタを集める目的で、たつきさんは夢日記をつけ始める。

1981年:大津波の夢を見て、夢日記にネーム(漫画の下書き)を記録。

1996年:これまでにたつきさんが見た正夢の数々をまとめて漫画化し、『私が見た未来』という題名で出版することになった。この単行本の締め切り日に、たつきさんは「2011年3月」というビジョンを夢で見たので、急きょこの情報が表紙に書き加えられて出版された。

1998年:9月に発表された『白い手』という作品を最後に、たつきさんは実質的に漫画家業から引退。この年、たつきさんはサイババに会うためにインドに旅行し、この地で「これから起こる大災難の夢(太平洋の水が盛り上がるビジョン)」を見た。

2011年:3月11日に東日本大震災が発生、『私が見た未来』はこの災害を正確に予知した作品として大きな注目を集めるようになった。当時、読者は本著の中に描かれている大津波の夢と、表紙に記されている「大災害は2011年3月」という記述を紐づけ、大津波の夢が東日本大震災を予知したものだと解釈するようになった。しかし、夢と現実の間には違いがいくつかあった(東日本大震災は寒い時期に起きたが、夢の中で著者は夏服を着ていた。東日本大震災は午後2時46分に発生したが、夢の中でたつきさんが見た腕時計は午後5時を指していた。そして、夢の中で見た津波の方がはるかに巨大だった等)。最終的にたつきさんは「漫画の中で描いた大津波は2011年3月のことではない」と結論づけた。

2021年:7月5日、インドで見た夢と同じ内容の「大災害に関する夢」を再び見た。今度は期日もしっかりと記憶に焼き付いた。その災難が起きるのは2025年7月


……というわけで、1981年に端を発する大津波の夢は、2025年7月に起きる大災難を予知したものであることが判明しました。問題はこの予言が実現するのか否かということ。東日本大震災を正確に予言した人が主張することなのですから、無視するわけにはいかないでしょう。

そんな中、本書の中でたつきさんが気になる見解を述べています。それは「2011年3月が大災害で、2025年7月は大災難に見えた」ということ。大災害と大災難の違いは何なのでしょう? たつきさんはこう述べておられます。「原因が人的なものが『災難』なのかな?」と。

人的な原因といわれてすぐに思いつくのがディープステート(深国家:世界経済を支配し、陰で世界の政府を操っているとされる集団)です。悪魔を崇拝するこの邪悪な集団は、最先端の科学技術を人類から隠ぺいし、その恩恵を独り占めしてきたと言われています。そんな科学技術の一つに気象をコントロールする装置があります。東日本大震災や阪神淡路大震災といった大災害は彼らがこの装置を悪利用して人工的に引き起こしたと推測されています。

しかし、現在私たちの知らないところで光側と闇側の最終戦争が進行しており、幸い光側が優勢になっていると伝えられています。最近、光側は気象コントロール装置を闇側から没収することに成功したという噂を耳にしました。もしこの噂が真実なのだったら、今後大規模な災害は起こらないことが期待されます。そんなわけで、たつきさんが見た2025年のビジョンは回避できるのかもしれません。

その一方で、2025年の大津波が人為的なものではなく自然のパワーによるものだとしたら、予言は実現するのかもしれません。『私が見た未来 完全版』では、カラーの地図を使って、震源地や、日本のどの地域にどんな影響が及ぶのかを詳しく解説していますので、事前に準備することによって被害を最小限に食い止めることができそうです。そして、著者は「大災害が起きたあと、世界に輝かしい未来が訪れる」というビジョンも見ておられるそうです。なのでこの作品は暗鬱な未来を予言するだけの不吉な書ではありません。

というわけで、『私が見た未来』の概要をお伝えしましたが、このレビューを読んだだけで本書を理解することは到底不可能です。とにかく中身が濃く、ここで書ききれなかった情報が本当に山ほどありますので、興味を持たれた方はご一読されることをお勧めします。その際、著者を支援するためにも、新刊本か電子書籍を購入していただきますよう、お願いいたします。

紙の書籍:私が見た未来 完全版 | 電子書籍版:私が見た未来 完全版

とっても不思議なカラー診断(無料)と
気になる不思議グッズがいっぱい!! いますぐクリック!

コメントをどうぞ

お名前

メール(省略可)

あなたのサイト(省略可)

コメント

Powered by CGI RESCUE®

時間にまつわる不思議体験をしたことがありますか? お話を聞かせてください!