これはある日本人男性の体験談です。

学校からの帰りに文房具屋に寄った男子小学生が、カラフルな帽子をかぶったお兄さんに目を留め……

小学校の頃かな。身体が小さかった僕は、ランドセルが大きすぎて身体に合わないから、1年からずっとリュックで登校してたんだ。新幹線のキャラが書いてある青いリュック。そこにディズニーで買ってもらった、革に自分の名前を入れられるキーホルダーを付けてたのね。

結構真面目だったから学校の帰りに寄り道とかはしなかったんだけど、その頃どうしても欲しい練り消しがあって、地元の文房具屋に寄ったんだ。そこで入り口から売り場に向かう時にね、カラフルな帽子かぶったお兄さんがレジに並んでるの見かけたんだ。なんでそんな特徴覚えてるかって言うと、その人、僕と同じキーホルダー付けてたんだよ。しかも同じ名前。ただ僕の名前ってよく居る名前だからそんなに驚くほどのことでもなくて、気になったけどもそれより練り消しが欲しくて売り場に急いだんだ。レジに行く頃にはその人はもう居なくなってた。子供の頃の話はこれで終わり。そう言う話なんだ。

なんでこんな話を今になって思い出したかなんだけどさ。

最近家の片付けしたら、その時付けてたキーホルダーが出てきたんだよ。なんだか懐かしくって、車のキーに付けたんだ。それでつい昨日の夕方、夜勤の前に仕事で必要な付箋買いに行ったんだよね。小学生の頃の話と同じ文房具屋に。察しがいい人ならもう気づいたかもしれないかな。

文房具屋のレジに並んでたら、小学生くらいの子が入ってきたんだ。青いリュック背負った小学生が。僕は最初なんとも思ってなかったんだけど、でも店を出る時に目に入ったんだ。その子のリュックについた、僕と同じキーホルダーを。さすがに名前までは見えなかった。けど、自分が今MARVELのカラフルな帽子を被ってるのを思い出して記憶が蘇ってぞわっとした。

「多分僕は今この子に干渉してはいけない。」

瞬時にそう感じて、僕は急いで店から離れた。過去の僕に会ってしまった。その前に過去の僕は未来の僕に会っていた。

僕がタイムトラベルしてしまったのか、その時だけ時間軸が重なってしまったのか、その文房具屋の時空が歪んでしまっているのか、はたまた奇跡的な一致をした偶然の出会いだったのか。なにも分からないけど、あの時もし僕がその小学生に話しかけていたらと考えると、得体の知れない恐怖に包まれる。

日常に紛れる、ちょっとねじれたお話でした。

出典:異世界総合スレ 2 (時空の歪み・パラレルワールド)

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