これは日本の男性、boo さんの体験談です。
私は、1952年生まれです!
1970年頃の体験です。当時、高校生でアマチュア無線に興味があり仲間と無線でお喋りしたり自作の無線機を作ったりして楽しんでいました。
ある日、仲間数人と原宿で、GM(グランドミーティング無線ではなく、会って話をすること)。その時、初めて会ったKさんが、不思議なんです。
実は当時の無線機はとても大きくポータブル機でもショルダー機でも、持って歩けますが、電池も大きく移動運用なんて夢のような時代でした。大阪万博で家庭用のコードレスフォンが展示されてはいましたが、巨大でした。その時代は当然、携帯電話など無い時代です。確かに小型のトランシーバーもアマチュア無線にも出始めてはいました。
私たちが目にしたのは現代(2000年以降)の物でした。その時は、理解出来ませんでした。何しろ初めて見たんですから。今の携帯電話ぐらいで、小型でスマートなんです。ハッキリ言えるのは、その時の無線機は現在商品として売っています。アマチュア無線は現在殆ど使われなくなりましたが、いまだ健在です。
時空を超えて、来たのがKさんです。思い返すと、現代は携帯電話が通信の主流です。話すよりもメール、今無線を聞いても話している人なんていません。だからKさんは1970年に、話したくて、来たのかも知れません。私は、長年大手通信会社に勤務して、通信機を開発してきました。だから、確信しています。タイムトラベルは、出来ます。
私はKさんとは、その後2?3年したら話しもしなくなり、自然消滅しました。最近、昔の仲間とKさんの話をしました。仲間の一人は最近まで、無線で話していたと言います。皆さんどう思われましたか?
このお話に出てくる「アマチュア無線用携帯型トランシーバ」のイメージ画像は左をご覧ください。これは現物ではなく、現物に近いモデルだそうです。