これはアメリカの男性サムさんの体験談です。

3人の青年が不気味なガソリンスタンドで体験した悪夢のようなできごととは……?

これは 90 年代半ば、携帯電話やカーナビが広く普及する前の時代の体験談である。

ある土曜日、運転免許証を手にした俺は、2人の友人を誘い、アーカンソー州北西部に位置する地元の町から車で約3時間のところにあるミズーリ州南部のウォーターパークへ出かけることにした。3人ともここには一度も行ったことがなかったので、道路地図と首っ引きでたどり着いた。

ウォーターパークで思いっきり楽しんだが、太陽が沈み始めたので、帰宅の途につくことで合意。ところが、走行中に曲がるべき角をうっかり曲がり損ねてしまった。そのときの時間は7時ごろだった。ナビゲートしていた友人のポールは「次の曲がり角が近づいているから大丈夫」と安請け合い。だが、次の角を曲がってから完全に道に迷った状態になってしまった。8時を回ったころ、道路標識も街灯もない道を走る俺たちがいた。

そんな中、前方にガソリンスタンドが見えてきたので、「これで給油もできるし道順も教えてもらえる」と一安心。ポールがガソリンを入れている間、友人のテイラーと俺はガソリンスタンドに付設したコンビニに足を踏み入れた。

店に入ると、年のころは60代前半のとても友好的な老人が満面の笑みを浮かべて「やー、いらっしゃい」と歓迎してくれた。いかにも田舎者という感じだったが、好感を持てる人だった。

ガソリンが必要で給油したいと説明したら、「今夜は閉店するところだが、喜んでお分けしますよ」とうれしい返事。しかし、その後に年老いた店員がつぶやいた言葉は俺の脳裏に永遠に焼きつくことになった。彼はこう言ったのだ。

「急いだ方がいいよ……今夜はバッファー・ナイトだからね。」

俺はテイラーと顔を見合わせ、気まずい表情を浮かべた。

気を取り直し、道路地図上で現在地を教えてもらえないかと尋ねた。老人が地図を見ている間に、2人の客が店の奥から入ってきて声をかけた。老人が「前にいるよ!」と応え、男女2人がこちらに近づいてきた。2人は俺たちを見て、最初は戸惑った様子だったが、何かひらめいたように笑みを浮かべ、店員に「この人たちが今夜の客?」と尋ねた。店員は男女に視線を投げ、「いや、この人たちは道に迷った子供たちだ」と応えた。

「子供たち」という表現を耳にしたとき、うなじの毛が逆立った。なぜゾッとしたのか、その理由はよく分からない。男女は僕たちを見て、「お三方、今夜はバッファー・ナイトだから急いだ方がいいよ」と忠告した。これを聞いた時、二つの理由で怖いと思った。一つ目は、俺たちが3人連れであることを、なぜ男女は知っていたのかということ。店の裏口から入ってきたので、店の前で給油していたポールは見えなかったはずなのに。そしてもう一つは、男女が「バッファー・ナイト」という言葉を一字一句違わず繰り返したことだった。

高速道路に戻るための道順を確認した俺たちは、大急ぎでガソリン代を支払い、おつりを受け取ることなく店を後にした。外に飛び出たら、ポールはすでに助手席に座っていた。寸秒を争うように乗車し急発進! その時のスピードがあまりにも速かったので、体が宙に浮き上がったように感じた。

車をぶっ飛ばす中、俺たちが話を切り出す前に、ポールがまず口を開いた。給油をしていたら、3人の男が通りの向こう側からやってきて、木の下に立ち、じっと見つめていたという。ポールは手を振ってあいさつしたが、男たちは微動だにしなかったそうだ。俺が速度を落としたのは、高速に入ってからだった。

「バッファー・ナイト」とは一体何だったのか? 想像を巡らさずにはいられない。俺はいまだに夢を見る。あのガソリンスタンドと「想像の産物」がいつも登場する悪夢を。

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