ありふれた光景

米男性が息子をつれてショッピングセンターへ。そこで2人が目にした不可解なできごととは……?

これはアメリカの男性、Cさんの体験談です。

ある日、息子をつれてショッピングセンターに行きました。買い物を終え、店を出て車に乗り込む時、ベビーカーを押して歩いている母親を見かけました。母親のそばには幼い男の子が歩いていました。ありふれた光景なので、シートベルトを締めて車をバックさせるころには、すっかり忘れていました。

ところが、ショッピングセンターの出口まで車を走らせてきたら、何と前述の親子3人が歩いているではありませんか! たとえ短距離選手が全力疾走したとしても、車よりも先に出口に至ることはできなかったはず。3人はどうやってここまできたのでしょうか?

実はこれと同じような体験をこれまでにも何度かしています。車に向かう途中、ある人物を見かけ、その人がちょっと個性的だったので記憶に残る。その後、車を運転していたら、絶対に私の先を越せないと思われる場所でその人が歩いているのを見かける、というような体験です。今回は息子も同じものを見ました。