並行世界に通じた電話(日米比較)

電話が並行世界に通じ、別バージョンのあの人と話をした……?

今回は日本とアメリカで起きた、似たような体験談をお届けします。まずは日本から。三毛猫さんの体験談です。

18年ぐらい前の話ですが、元旦の日に当時付き合っていた人からTELがありました。内容は「あけましておめでとう。今日は姉さんとスケートに行くかもしれない・・」「そうなんだ~」と、用件を聞いてTELを切りました。

しばらくしてまたTELがかかってきたので、「で、今日はいつ会えるの?」と訊ねたところ「今まだスケート場なんで・・」の答えでした。いつもよりちょっとぶっきらぼうな感じもしたけれど、まぁ出先ならそんなもんかと、TELを切りました。

そしてまたしばらくしてからTELがあり、いきなり「あっけましておっめでと~♪」と、ややハイな感じで始まったので、「な~にがおめでとうよ!もうTELは三回目じゃないの。ところで姉さんとスケートはもう行ってきたの!?」と、やや怒って言ったところ、「え”~~~TELって今初めてかけたよ。で、なんで姉さんとスケートに行ってたこと知ってるの??」「だってそっちから2回もかけてきて、おめでとうもスケートも話してたじゃない!!」と、元旦から口論になりました。

後日会って話をしても、TELはしていない!との一点張りで、ついに喧嘩になりました。これ以上もめても仕方ないので、お互いにこの話はそれ以来全くしませんでしたが、この不思議な元旦のTELはいったいなんだったのか、TELの不思議について投稿しながら、当時を思い出しています。

続いて、アメリカ人男性の体験談をご紹介します。

私には6歳の娘がいるのですが、離婚したので、娘が元妻の家にいる時はフェイスブックのビデオメッセンジャーを使って話をしています。

最近、娘から電話がかかってきたので、ビデオ通話をしていたら、娘が変な質問をしてきました。「パパとママはずっと一緒にいるの?」と聞かれたのです。

私は混乱しました。妻とは3年前に離婚したんです。ところが娘によると私たちは今も一緒に暮らしており、毎日仕事の後3人でテレビを見るのが日課になっているとのこと。その後も娘は話を続けたのですが、電話は突然切れてしまいました。

そこで私の方から電話をかけ直したのですが、娘は先ほどとまったく違う服を着ていました。笑って「服を着替えるために電話を切ったのかい?」と尋ねたら、「電話は切ってないよ。たった今、パパが電話をかけてきたんだよ」。

「ついさっきまで電話で話をしていたじゃないか」と言ったら、娘は話をしていないと主張しました。この時点で私はビビッてしまいました。ひょっとして自分は並行世界の娘と話をしたのではないか、と思ったのです。とても奇妙な体験でした。このできごとを思い出すたびに背筋が寒くなります。

いかがでしたか? 日本とアメリカで似たようなことが起きているというのは興味深いことですね。あなたも似たような体験をされたのでしたら、ぜひ投稿をお願いいたします。

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