米テキサスのニュース放送局で警備員を務めていた男性が勤務中に意識を失い、気づいたとき職場から300km離れた場所をさまよい歩いていた!
これはアメリカの男性Gさんの体験談です。アメリカのラジオ番組『グラウンド・ゼロ・ラジオ』で体験者が語った話を記事にまとめたものです。
私は米テキサス州サンアントニオで武装警備員をしています。 ある日、遅番で働いてたのですが、夜11時に勤務を終え、事務所へ。報告書に23時と記入したところで、意識を失いました。
気を取り戻したとき、高速道路の上を歩いている自分がいました。時刻は午前4時。自分がどこにいるのか全くわからなかった。5時間の記憶を失っていたのです。たまたまそこに通りかかった母親と息子が異常事態に気づき、車に乗せてくれました。コンビニまで連れていってくれたので、そこで降り、息子に電話したら、迎えに来てくれました。息子がここに着くまでに約1時間かかった。
帰宅後、一日半ほど眠り込んでしまった。目覚めたとき、足全体と腕全体にアザができていました。制服は完璧にきれいだったので、転倒して怪我をしたというようなことはありません。どうやってあんな遠いところに移動したのか分からず、ただただ奇妙でした。
自分のトラックを見つけるのに1週間かかりました。保安官事務所に電話して捜索してもらったのです。トラックは高速道路の脇に完璧に駐車されていました。車には傷一つなかった。なので交通事故を起こしたとか、そういうことはなかったのです。これ以後、似たようなできごとは二度と起こりませんでした。
ここからはラジオ番組の司会者、クライド・ルイスとの質疑応答になります。
何が起こったのだと思いますか?
分かりません。私が覚えているのは、勤務の終わりに報告書に記入したことだけ。次に気づいたとき、職場から300キロメートルも離れた場所にいたのです。
発作を起こしたことはありますか?
いいえ。
怖いですか?
いいえ、あまり怖くありません。本当にクレイジーなできごとで、どうやってあんなところに行きついてしまったのか不思議だけどね。それと、空に奇妙なもの(未確認飛行物体)を見たとことも一切ありません。トラックが見つかったとき、仕事で使う武器、ガンベルトなど、すべてが車内にありました。武器は家に帰るまで絶対に外さないことにしているのに。財布などの所有物もすべてトラックの中にありました。ただ、シャツの裾がはだけ、靴ひもがほどけていました。一週間ほど頭が変な感じがしました。
氷の上で滑って頭を打ったのではありませんか?
サンアントニオでは夏に氷が張ることはありませんよ。