これは日本のゆるゆるさんの体験談です。
2017年6月のその日、10:00から始まる展示会に行くため幕張メッセまで行く途中の話を投稿します。
午前9時ごろ、都内から電車に乗って海浜幕張駅に行きたかったのですが、目的地を間違えて幕張駅と検索して間違って違う路線に乗ったことに気づきました。
気づいて西葛西駅の前の次の駅で降りたのですが、その時150人くらいの乗客がどっとホームに降りて中央階段を降りて行きました。
私は、ホームにすごい猫背の変なおじいさんがいることに気づきました。
そのおじいさんは、ホームの真ん中で半径3mくらいを「この駅はおかしい、この駅はおかしい、この駅はおかしい……」と独り言を言いながら左回りにぐるぐる回っていました。
降りて行った乗客は、150人も降りてきたのに不思議とその円には入らずおじいさんにぶつかることなく早い速度で階段に向かっていました。まるで乗客は気づいていません。
私は、反対側のホームから電車で戻ろうとして乗客の降りた4m幅の階段を降りたが、それは別の路線のホームで、私が乗ってきた路線とほぼ直角に交差していました。そこには、改札の表示はありません。
もう一度、階段を上がって元のホームに戻ったのですが、そのおじいさんは、まだ独り言で「この駅はおかしい、この駅はおかしい、この駅はおかしい……」とぐるぐる回っています。
ホームにはおじいさんと私の2人だけです。もしかしてこのおじいさんは幽霊ではないのかと思いました。
私は、表示板がなくて、エレベーターもなく、別の階段もなくどうやって反対側のホームに行けばいいのか本気で迷っていました。
まさに私の方が、「この駅はおかしい!」と思っていました。
もう一度、同じ階段を降りようとした時、さっきはなかったはずなのですが、階段を数段くらい降りると右側に2m幅の別の階段を見つけました。
10秒くらいで折り返しの階段を降りると改札通路があり右10mくらい先が、改札で左側が反対側のホームに上がるガラス張りのエレベーターが見えました。スーツケースを転がしながらエレベータに向かっていると
するとなぜかさっきのおじいさんが立っているのです。
私は、そのおじいさんを初めて見た時に幽霊だと確信していたのですが、今回は試しに話しかけようと思いました。
エレベータに乗るとこちらに目を合わせて来たので、「乗りますか?」と声をかけると
何も言わず乗ってきました。おじいさんは、私の後ろに立ちました。
数秒で反対側のホームの上がって、エレベータを降りて振り返るとそこには誰もいませんでした。
って言う話なんですが
その駅は、路線は上りと下りのみでホームも2つのみ、階段を降りると直角に交差している別の上下路線でした。
周りに大きな駅ビルやテナントビルはありませんでした。郊外の閑散とした駅です。
今、地図や画像を調べても路線が直角に交差した駅はなくどこの駅かわかりません。
私の降りた駅がわかる人は教えて欲しいです。って体験で自分としては幽霊を白昼見てしまったのだと思ってたし
地方から来た自分としてはどの駅だったのかわかりませんでした。しかし、◯迫駅っていう聞いたこともない名前の駅だったのは覚えていました。最近、Youtubeの動画で異世界駅の動画が数多くUPされていて自分が乗った路線が東西線の移籍駅の藤迫駅とわかったのです。ネットで出ていた目撃談は
- 約20年前に目撃した人がいつもの通勤路線で藤迫駅という見知らぬ駅を見た記憶があるっていうもの(西葛西→南砂町上り方向)
- 2014年にやはり通勤中でipodがおかしくなって藤迫駅という見知らぬ駅を見たいうもの(西葛西→南砂町上り方向)
- 他の目撃例も(西葛西→南砂町上り方向)で他の乗客もおかしいって気づいていたというもの
他の目撃者は、西葛西→南砂町上り方向で通勤中で、駅の通過を目撃していますが、自分は南砂町→西葛西下り方向で乗り換える必要があったので実際に降りたので駅の構造は詳細に覚えています。
駅の特徴は、行徳駅のような地上駅で人の乗降も多い近代的な郊外駅で東西線のホームは3Fにあり階段を降りると2Fに東西線にほぼ直角に交差する謎の不明な路線、1Fが改札通路になっている構造です。上りのホーム越しから見える限り駅横に6-8階の白いビルがある以外、高層ビルはなし、上り側にもホームを越える高層ビルは全くありませんでした。天気が良く青空だったのを印象的に覚えています。
自分としては幽霊を見た体験だと思ってたのですが、佐伯院わかったことは、異世界駅に降りたという体験だったのです。
あれが異界駅なら、乗り換えで降りた自分に「この駅はおかしい」て異界駅と教えてくれてエレベーターまで誘導してくれた時空のオッサンじゃなく、おじいさんだったんではないかと思っています。