占い師が宝くじ当選を予知
ニューヨーク市警の元警官であるエドナ・アガヨさん(当時51歳)が宝くじに当選し、生涯にわたり毎日1,000ドル(約10万円)をもらえることになりました。
エドナさんは16年前に占い師から宝くじを買うことを勧められたそうです。
いつの日か宝くじが当たることを分かっていました。いつ当たるかが分からなかっただけなんです。16年前、遊園地に行った時、占い師を訪ねたんです。彼女は『一生お金をもらえる宝くじ』を買うよう勧めました。いつか私がその宝くじに当たる姿が見えたのだそうです。
エドナさんは占い師の勧めに従い、毎週宝くじを買い続けました。彼女の目標は、より当選確率の高い二等賞(生涯にわたり毎週1000ドルをもらえる)を当てることでした。結局、エドナさんはその期待をはるかに上回る賞金を手にすることになりました。
2014年7月14日に開かれた抽選会で、一等賞の番号は「9-19-34-37-49-2」。エドナさんの買ったチケットは6つの番号がすべて一致しました。
今後エドナさんは、生涯にわたり、毎年227,410ドル(約2,300万円)をもらえることになりました。お金の使い道はまだ決めていませんが、とりあえず旅行に出かけたいとのことです。
本当に休暇が必要なんです。行ってみたい島はいくつもあります。
コックリさんが宝くじの当選番号を予知
この話に出てくるウイジャ・ボードとは、いわゆる「コックリさん」のこと。降霊術を模した娯楽のために用いる文字版で、アメリカでは一般のおもちゃ屋で売られているので、気軽に購入可能です。参加者がプランシェット(占い板)の上に手を乗せ、霊に質問すると、板がひとりでに動き出し、文字をつづって、答えが示されます。
これは1989年に起きたできごとです。当時、私は19歳で、双子の妹と一緒に住んでいました。
ある日、友達が自宅にやってきて、何時間も滞在したので、退屈を紛らすために、ウイジャ・ボードを取りだしました。当時は携帯電話がなかったし、テレビさえ持っていなかったのです。
やがて溺死したという「少年」が現れ、ウイジャ・ボードを通して会話が始まりました。いくつか質疑応答をしたあと、宝くじの当選番号を聞くことにしました。あのころ私たちは一文無しだったのです。
「少年」が番号を教えてくれたので、車を5分ほど運転し、最寄りのガソリンスタンドへ。申し込み用紙に番号を記入し、レジ係の男性に手渡したら、彼はその番号を見て、「またこの番号が当たると思いますか?」と尋ねてきました。
「どういうこと?」
「15分ほど前に、この番号が当たったんですよ。」
私たちはゾーッとして、自宅に戻りました。その後、三夜にわたり、ボードを使って当選番号を「少年」に尋ねました。三度とも抽選が行われる前に店に行き、三度とも当たったのですが、その額は大したものではなく、大金をせしめることはできませんでした。次の券を買うためのお金が当たっただけだったのです。
「少年」の言うことには、自分の力を見せつけたかったのだが、私たちの人生に影響を与えることはできない、と。最初の回では時間が間に合わないことが分かっていた。あとの三回では、少額しか当たらないことを分かっていたので、当選番号を教えてくれたのだそうです。
「あちらの世界には善人しかいないの?」と尋ねたら、「善人も悪人もいる」と言っていました。
良いもので良かったですね。私も小学生の時によく友達とこっくりさんをしました。『マリア様』『エンジェルさん』などというものも同じような文字を書いた紙でよくやりました。当時、これをする時は笑ってはダメということでしたが、信心深い子が多かったのかどうか真剣にやっていたので、身近で祟られた子はいませんでしたが、日本のあちこちで怖いことが起きてからは自然とやらなくなりました。何年か置きにブームがきますがその度に途中で手を離したり、笑ったりして祟られる子が出ているので、とにかく、信心深く何物も丁重に扱う心を持っていないことには、やるべきではないと思います。(2016年12月28日)
深夜にかかってきた電話
これはアメリカ人男性・ヒューさんの体験談です。
これは25年以上前に僕の妹に起きたできごとです。当時はみんな困惑して頭をかいたものです。
妹は夫と共にベッドで就寝していました。午前3時ごろ、ベッド脇のテーブルに置いてあった電話が鳴りました。ジャマイカ風の訛りがある男性が「今から数字を言いますので、書き留めてください」と言いました。彼は四つの番号を言いました。妹はそれらの番号を書き記しました。
妹が「どちら様ですか?」と尋ねたら、男は「こちらは教会です」と言って、電話を切ってしまいました。妹の夫が目覚め、「どうしたんだ?」と尋ねました。二人とも疲れていたので、眠りにつきました。
翌朝目覚めた二人は、僕の別の妹と、僕の母に電話を入れ、事の次第を説明して四つの番号を教えました。妹は僕には電話しませんでした。というのも、僕はこの種のできごとに懐疑的なので、説教されるのが関の山だと思ったのです。楽しみが台無しにされてしまうと思ったのです。
三人とも四つの番号を試しみることにしました。僕たちが住んでいるところには、四つの数字を選ぶ宝くじがあります。すべての数字が合ったら、数千ドル(約55万円)をもらえることになっていたのです。
もう推測はついたと思いますが、三人は5ドル(約500円)を出して宝くじを買い、全員が当たりました。私を除いて家族全員が賞金を手にしたのです。彼女たちは、僕にこの話を持ち掛けたら、「そんなバカなことをするもんじゃない」と言われることを分かっていたのです。もし彼女たちがお金をすっていたら、僕はそう言っていたでしょう。
そこで僕は考えました。「これは一種のペテンに違いない。四つの数字を無作為に組み合わせ、その組み合わせを一万くらい用意した上で、一万軒の家庭に自動ダイヤルで電話し、当選番号があった場合、その家にもう一度電話して、分け前を要求するつもりなのだろう」と。しかし、フォローアップの電話はまったくかかってきませんでした。
妹と彼女の夫は賞金の半分を使ってジャマイカに行き、高級リゾートで贅沢な休暇旅行を楽しみました。その他の家族もそれぞれ棚ぼた式に得たお金を楽しみました。そして僕が得たものは……この不思議な話だけです。なんてこった!
(2021年6月21日)
三度目の正直
カナダのエドモントン市に在住のダグラス&バーバラ・フィンク夫妻は世界で最もラッキーな人たちかもしれません。
1989年に、ダグラスさんは4人の友達と宝くじを買い、128,000ドル(約1千万円)を獲得しました。
2010年に、夫妻は宝くじで10万ドル(約800万円)を手に入れました。
そして、2017年の2月22日、夫妻はまたもや宝くじで大当たりしました。
当初、バーバラさんはいくら当たったのかを知りませんでした。自分の買った宝くじ券の番号が当選番号と一致することに気づいた夫人は、出張中の夫に電話を入れ、「また当たったわよ!」と伝えたといいます。この時点で当選金額は不明でした。
その夜、バーバラさんは一攫千金をつかんだことを知り、再び夫に電話を入れました。
深夜前にダグラスに電話をかけて、800万ドルを上回る額が当たったことを告げたのです。
そう、今回の当選金額は、日本円にして、なんと6億6千万円!
夫妻は自分たちの子供や孫の面倒を見るために、このお金を使うつもりとのこと。それだけでなく、旅行を楽しんだり、新しい家を買ったりすることを予定しているそうです。