これはアメリカの女性・クリステンさんの体験談です。
子どものころ、よく森で遊んだものです。そこには自然にできた「すべり台」と小川がありました。小川には化石がたくさん埋もれており、友達と発掘に励んだものです。
ある日、私は一人で、今までよりも遠くまで散歩に出かけました。歩を進めていくうちに、ヒナギクがいっぱい咲いている広大な野原を見つけました。とても美しかった! 野原に横たわり、ヒナギクに囲まれながら昼寝をしました。
70 年代だったので、写真を撮るための携帯電話がなかったのは残念なことです。
その野原は二度と見つかりませんでした。何度も戻ってみたのですが、そこにはもうなかったんです。かけがえのない思い出なので、大人になってからつま先にヒナギクのタトゥー(入れ墨)を入れました。