マンデラ効果の実例:オセアニア編(オーストラリアとニュージーランド)をお届けします。当初、世界の地理・地名に関するマンデラ効果をこのページに集約しようと思っていたのですが、オーストラリアとニュージーランドだけでかなりの文字数になりましたので、予定を変えて、オセアニアに絞ることにしました。その他の国・地域のマンデラ効果は別のページにまとめたいと思います。
オーストラリアの位置が変わった!
オーストラリアの愛称は「ダウンアンダー」。「下の方にある国」というような意味になるかと思います。左上の地図があなたの記憶にあるオーストラリアの位置ではないでしょうか?
でも、現在の地図は右上のとおり、インドネシアとパプアニューギニアに近接しています。何百万にも及ぶ人々が、オーストラリアとパプアニューギニアの間が200海里か、それ以上、離れていたことを記憶しています。実際には両国の間の距離は、わずか70海里です。
私も小学生の時(40年前)に地図が大好きで、地球儀含めて、よく眺めていたので、現在のパプアニューギニアとオーストラリアの位置があんなに近くなく、もっと離れていたという記憶が鮮明に残っています。経度についても、大人になってから、日本と時差が無いと知り、これについては子どもだったから、そこまで関心持たなかったのかな、と今まで思っていましたが、過去の記憶では、そういえばもっと東南前後に位置していたようなきがしています。とにかく、オーストラリアとパプアニューギニアがあんなに近距離なんて違和感ありです。単なる虚偽記憶で済まされることなんでしょうか。世界線がずれたか干渉し合って記憶と今の世界線が混同している、という解釈の方がしっくりくるのは、私だけ?脳や感覚の違いのせい?人間の似たようなイメージを持つものが、たまたま似通って記憶として印象付けられているだけ?そのあたり、ハッキリ解明される時がくるのかなあ。(2023年10月5日)
オーストラリア大陸は東南アジアから離れてニュージーランドの近くにありました。有袋類の宝庫と呼ばれるのが分かるなぁと子供の頃納得していました。今地図を見るとニュージーランドだけがポツンと浮かんでいて違和感があります。記憶違いでは根本から話になりませんが、公共的な事柄ならマンデラエフェクトを認識する人は複数いることが多いです。大勢の歩んだ時空とずれている為に、マンデラエフェクトに気付く人はどうしても少数派になります。自分の辿ったルートと景色が違う事を否定しますか、、、? どちらも各自の記憶の中で正解なんです。
事象1つ1つの面白さもさる事ながら、この世界の仕組みの理解への突端になりますね。私もまだまだなんですが。(2018年4月9日)
オーストラリアの西岸沖に大きな島があった?
オーストラリアの話題が出たついでに、同国の西岸沖に大きな島があったことを覚えている人々がいます。映画『バッド・チューニング』(1993)の中に、そんな島が存在したことを裏付けるような場面があります。上の画像の地球儀に注目してください。筆者にそのような記憶はないのですが、あなたはいかがですか?
ちなみに、オーストラリア大陸は離れていますね?
ニュージーランドの首都が変わった?
さて、ここで質問です。ニュージーランドの首都はどこでしょう? この質問を聞いた時、筆者の頭にパッと浮かんだ答えはオークランドでした。ところが、正しい答えはウェリントンだと知ってビックリ! オークランドは1841年に首都に定められたのですが、1865年にウェリントンに移されたのだそうです。
下の画像は児童向け世界地図ですが、このページに「ニュージーランドの首都はオークランド」と記されています。
また、アマゾンで下記の書籍を見つけました。この本の題名には「オークランドはニュージーランドの首都」と明記されています。本書は1923年以前に出版されたとのことですが、この時点で首都はウェリントンだったはずです。