『ドクター・フー』の新しいコンパニオン(旅仲間)が発表されました。ヴァラダ・セトゥーです。ヴァラダさんは2025年に放送される第15シーズンから、2人目のコンパニオンとして、シュティ・ガトワ(15代目ドクター)とミリー・ギブソン(最初のコンパニオンのルビー・サンデー)に加わります。
アメリカのSFシリーズ『キャシアン・アンドー 』に出演した経歴を持つヴァラダさんは、今年初めにシュティさんと一緒に撮影しているところを目撃されましたが、今回BBC(英国放送協会)は、ヴァラダさんが15代目ドクターのコンパニオンに選ばれたことを正式に発表しました。
ヴァラダさんがどんなキャラクターを演じるのかはまだ伏せられていますが、BBCはシーズン15の読み合わせで撮影された3人の写真を公開しました。
ヴァラダさんは次のように語り、喜びを表明しています。
「私は世界で最も幸運な人間だと感じています。『ドクター・フー』の一員になれるのはとても光栄なこと。私を温かく歓迎してくれたドクター・フーの家族全員に心から感謝しています。」
今年(2024年)1月に、英ウェールズのペナース桟橋で『ドクター・フー』の撮影が行われた際、新しいコンパニオンが目撃されたので、ミリー・ギブソンが降板するのではないかとの噂が広まりました。
それを受けて、ショーランナー(制作総指揮者)のラッセル・T・デイヴィスは、次のように語り、ミリーさんが降板するという噂を沈静化しました。
「私はBBC制作の『真夏の夜の夢』で、初めてヴァラダと仕事をしたのですが、彼女をターディスに迎えることができてとてもうれしいです。現在スタジオで2025年のシリーズの撮影をしています。シュティ、ミリー、ヴァラダの3人が協力して悪と闘っています。これまでになく危機的な状況になるので、3 人が力を合わせる必要があるのです!」
『ドクター・フー』シーズン14は、5月12日に英国のBBC One、そして世界中のディズニープラスで放送されます。