夜中に田舎道を運転しているときエンストに。公衆電話を探して歩いていたら、坂の向こうに煌々と輝く光が見えてきて……

これはアメリカの女性デイジーさんの体験談です。

この不思議なできごとが起こるまで、私は超常現象について極めて懐疑的でした。でも、友人のリックはいわゆる「信じる人」だったのです。

9月末のことです。リックと私は友人の家に遊びに行きました。交通手段はリックの古いトラック。それはポンコツ車でしたが、彼は大いに気に入っていました。初めの45分間は順調なドライブでした。

突然トラックのエンジンが止まり、私たちは真夜中に人気のないハイウェイで立ち往生してしまいました。道の両側にはとうもろこし畑が果てしなく広がっていました。リックは必死でエンジンをかけようとしたのですが、車はまったく反応しません。そこで彼は「壊れた」エンジンを直そうとしたのですが、効果はありませんでした。

リックはついにサジを投げ、最寄の町まで歩いていって、公衆電話を探し、友達に電話することになりました。当時は今のように携帯電話が普及していなかったのです。最寄の町はその場所から3キロメートルほど離れたところにありました。

延々と歩いたような気がしたのですが、町は一向に見えてきません。救いようのない気持ちになりかけたとき、急勾配の坂の向こう側に、煌々と輝く光が見えました。私たちは喜び勇んで坂を駆け上りましたが、坂の上から見た光景は私たちを唖然とさせました。

それは「未来都市」と描写するしかない光景でした。そこには数々の巨大な金属製の塔が建っていました。塔の窓という窓からは光があふれ出ていました。都市の中心部には巨大な銀色のドームがありました。私は呆然としてその光景を見ていました。

そんな中、リックにひじで突かれ、我に返りました。彼が指差した空には、何百台ものホバークラフトが浮かんでいたのです。そのうちの一台が私たちに向かって驚くべきスピードで飛んできました。私たちは恐れおののき、壊れたトラックに向かって一目散に駆け出しました。

私は決して背後を振り返りませんでした。でも誰かに一部始終を観察されているような気分を振り払うことはできませんでした。トラックに飛び乗ったら何の問題もなくエンジンがかかり、反対方向に向かって全速力で車を走らせました。

今日に至るまで、私たちはこの場所を再訪したことがないし、このできごとについて話し合ったこともありません。

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