白いドレスの女

女性がジョギングをするために植物園へ。ところが、ふと辺りを見回すと、景色が一変していた!

これはアメリカの男性、Yさんの体験談です。

これは2017年初めに、親しくつきあっている女友達が体験したできごとです。私たちは別の都市に住んでいるのですが、電車でわずか40分なので比較的近いです。

ある日、彼女の住んでいる街を訪ねました。いつものように夜行列車に乗り、真夜中に到着。携帯メッセージを送って、到着したことを伝えました。

翌日、彼女と合流。一緒にブランチを食べることにしたんです。でも、彼女の目は腫れ、とても動揺しているように見えた。いつもの陽気な人ではありませんでした。どうしたのかと尋ねたら、こんな話をしてくれました。

彼女は土曜の朝に車を運転して植物園に行きました。そこでジョギングをするつもりだったんです。

この植物園の広さはおよそ850平方メートル。何百もの古木があります。園内の道はアスファルトで舗装されており、車を運転することが許可されています。

植物園に入場するにはお金を払わなければなりません。それで、ゲートに着くと、切符売り場で切符を購入し、そこから10メートルほど先に駐車。それから彼女は携帯電話をつかみ、私のメッセージを読んで返信。

携帯電話を置き、顔を上げたら、道が消えていました。そこにあったのは野原と木々だけ!友人は混乱しました。周囲に目をやると、柵も切符売り場もなく、人っ子ひとりいなかった。友人は怖くなって泣き始めました。

数分後、車から降りて、他の人を探すことにしました。答えを得られるかもしれないと思ったのです。早足で歩を進めていたら、 長く白いドレスを着た2人の女性が池のそばに座っているのを見つけました。2人は白人だったので英語で話しかけました。

ここがどこなのかを尋ねると、女性の一人はくすくす笑いながらオランダ語で返答しました。

友人はオランダ語を話せます。そこでオランダ語で質問すると、白いドレスの女性は「植物園に決まっていますわ!今あなたが着ていらっしゃる服、それはどんな服ですの?」

そのとき友人はTシャツとジョギングパンツを着ていました。

友人はとにかく答えを求めていたので、女性の質問は右の耳から左の耳に抜けていきました。今が何年なのかを繰り返し尋ねたのですが、女性たちは決して妥協しませんでした。自分たちの質問に答えるまでは、友人の質問に答えるつもりは毛頭なかったのです。パニックに陥っていた友人は何度も同じ質問をし続けたのですが、女性たちは「私たちの質問に答える方が先」と頑として譲りませんでした。

友人がついに質問に答えると、女性たちは笑い始めました。そして「1830年よ」と言った。

友人はその答えにショックを受け、ガクンと膝をつきました。友人が泣き出すと、2人の女性は立ち上がり、近づいてきました。おそらくなだめようとしたのでしょう。しかし、友人は恐怖に襲われ、全速力で車まで走っていきました。

涙で視界がぼやける中、車のシルエットが見えてきました。そして、アスファルトの道路に足を踏み入れた。左側を見ると、チケット売り場がそこにありました。

友人はすぐに車に乗り、全速力で植物園から立ち去りました。

とっても不思議なカラー診断(無料)と
気になる不思議グッズがいっぱい!! いますぐクリック!

実話ゾーンの最新記事8件

>時空を超越する

時空を超越する

このサイトでは、タイムスリップ、パラレルワールド(異世界)、未来予知など、時空に関する不思議体験や、時間SF・ファンタジー系の映画作品やテレビドラマ、演劇作品をご紹介しています。

不思議体験をされた方は、ぜひお話を聞かせてください!