もう一度だけ、お父さんと、土曜日に
これはアメリカの匿名希望さん(男性)の体験談です。
僕が6歳のとき、ある土曜日に、いつも通り父と公園で野球の練習をしました。父も僕も野球が大好きだったのです。特にこの日は楽しい時を過ごしました。やめたくなかったです。
バッティングの練習のあと、地元の食堂に行って昼食をとりました。ハンバーガーとジャガイモの唐揚げを注文したことを覚えています。唐揚げにつけるためのケチャップを皿の上に絞りだしました。
食事の途中に、ふざけてテーブルの上にうつ伏せ、Tシャツにケチャップがついてしまいました。父も僕もそのことを笑い飛ばしました。父は「ナプキンでケチャップをふき取りなさい。家に帰ったら着替えなくちゃいけないな」と言いました。
そこでふと我に返りました。僕は18歳で、父の葬式に参列していたのです。父はヘビースモーカーで、10代のころから一日に二箱のタバコを吸っていたので、肺がんにかかってしまったのです。
僕は当惑しました。葬式に行くまでの過程はちゃんと覚えていたのですが、途中でトランス状態に陥ってしまったようです。でも、現実にそこにいるような感じでした。子供時代に戻り、本当に食事を味わったかのようでした。
もっとも不思議だったのは、ふと下を見た時です。シャツにケチャップの乾いたシミがついていたのです。
このできごとを思い出すたび、いまだに背筋が寒くなります。最後にもう一度だけ、父と土曜日を過ごすチャンスを与えられたのだと思っています。
奇妙な偶然か? タイムトラベルか?
これはアメリカの匿名希望さん(男性)の体験談です。
10代のころ、青色のトラックを所有していました。そのトラックが大好きで、よく友達を乗せてそこら中にドライブしたものです。
それから数年後、そのトラックを処分しました。友達を訪ねて、過ぎ去った日々を懐かしんでいた時、どの友達も「お前のトラックは絶対に白だった」と言い張ったのです。
現在、白いトラックを所有しています。それは青のトラックよりも新しくて性能がいいです。
ここ数週間に渡り、奇妙な夢を見ています。夢の中で過去に戻り、若かったころの自分が順調に生活できるように、いろいろなものを貸しました。白のトラックはその一つです。夢の中で僕は自分自身に白のトラックを何度か貸したのです。
おもしろい偶然の一致だと思います。
ホテルで会った2組のカップル
これはイギリスの女性、Tさんの体験談です。
およそ5年前、1880 年代に建てられた古いホテルで2組のカップルに会いました。4 人とも当時の衣装を着ていました!
私が着ていたのはショートパンツとTシャツだけ! 女性の一人は私を見てひどく取り乱し、他の三人も口をあんぐり開けて私を見つめていました。自分は自分で 4 人をじろじろ見つめました。
そして、彼らは……ふっといなくなってしまいました。
バスから降りたら、そこは1920年代だった!
これは日本の匿名希望さんの体験談です。
先日、東京の三鷹市で、雪が降った2日後、バスから降りると、1920年代の頃になっていました。
黒いリムジンのような車にいる黒い丸い帽子、黒いコートを着た男の人2人。アメリカ軍の茶色い洋服を着た男の人一人。
その後、現代の男の人が次のバス停に立っていると、それは消えました。
大正時代にタイムスリップ!
これは日本の匿名希望さん(女性)の体験談です。
ある日、いつもの道を金平糖を食べながら歩いてたら、道に迷いました。
なんと、そこは、車もなく、さびれた写真館や、蓄音機の店とか・・・東洋のめがね屋とか・・・今の時代の面影がなかった!
これはタイムスリップでは・・・?
それから、この変な道からぬけだせなくなり、さまよいました。そしたら、いつもの道に・・・!!
ええーーー!!? あれは大正時代だわ。こんな道ある?ときいたが、誰もそんな道はないと言っておった。
(2014年2月15日)